先週末は寒気が日本列島を横断
先週後半は強い風が吹きあれて、我が家もベランダの春野菜が風で倒れないか心配でした。
一部茎が折れたものがありますが、大勢は乗り越えたようです。ただし、今週末も10mを超える南風と小雨が予報されており、天気が荒れそうです。
最近のアジ釣行は釣果がグッと落ちて20匹台にまで下がっています。
春になるとスーパーの鮮魚コーナーも少し並ぶ魚が変わってきました。
ブリブリの卵付きのカレイが割安に並び始めたので煮つけにしたのと、トビウオとボラが刺身用で並んでいました。
トビウオが美味しそうなので2度刺身にしました。
アジ・サバ系の青魚のイメージで食べてみましたが、もっと味が濃厚でうま味が深いんですね。
あご出汁で利用される理由がよくわかります。
でも買うより自分で釣る魚がやっぱり一番。せっかくのシーズンインですから、南風で海水温が上がり、回遊魚が湾内に入り込む様な海況となればうれしいんですが・・・
先週の外房は15℃台に低下
4月に入ってから外房の海水温の上昇は少し足止めしています。
先週の中盤から寒気が入り込み、気温が低下しているのと南風の勢いが収まった結果、勝浦以北の低温の海水が南下して海水温の上昇が一段落したものと思われます。
出典:https://wwwp.pref.chiba.lg.jp/
逆に内房については、須崎灯台の沖合には17℃の温水帯があって、暖かい海況が続いています。
もしかして、内房の方がアジの活性が高い状況なのかもしれません。
房総は気温以上に黒潮の影響を強く受けるため、紀伊半島で南東に蛇行している黒潮の流れがどのように変化するのかに注目しています。
海水温は16℃前後で海況は変わらず
最新の海況を確認すると、先週と大きな変化はなく、黒潮の流れや勢いも変わりません。
出典:https://wwwp.pref.chiba.lg.jp/
内房は先週の16.5℃から16.0℃と若干下がっていますが一方の外房では、15.5℃から16.0℃へ若干上昇しています。
黒潮は外房沖に依然として北東に進んでいますが、若干離岸しているほか、最高水温も低下しています。が、大きな変化とは言えず、海況への大きな影響はなさそうです。
しばらくはこの状況が続きながら、徐々に気温・水温が上昇していくものと思われます。
黒潮に乗って伊豆諸島沖合にはサバ、犬吠埼沖にはマイワシの群れが到着しているとのことで、沖合は春を通りこしているようです。
海岸沿いの釣り人にも良い釣果が届けばうれしいですね。
4月に入ってからは風が極端に強い日があります。
最後に週末の天気予報も確認して、概況を整理します。
- 天気 :日曜日雨
- 気温 :18℃程度
- 海水温:16℃前後
- 潮 :中潮
- 月 :逆三日月(曇りや雨予報のため真っ暗?)
- 風 :土曜午後から日曜日まで南風10m以上
- にごり:濁り・海藻あり?
漁港湾内であればまだしも、湾外向けテトラや堤防となれば、ラインが風に流れて追い風の投げ釣りでもない限り非常に釣りずらいところです。
今週は土曜の夕方から雨で、その前には南風が10m以上の予報。
5m超えれば釣りには辛い状況、10mとなれば南房・外房は外洋に面しているため波浪・高波による危険すらあります。
一方、金曜夜から土曜の朝までは微風で気温もそこそこあるため、唯一の釣りが出来る時間帯になりそうです。
こんな状態が続くと、気付けばGWがすぐ来そうですね。
GW過ぎると一段の気温・海水温の上昇となるため、夏の魚も出始めます。
ショゴにシマアジに早く会いたい!
いつもの様に調査データはこちらを参考にしています
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