桜も散って、最高気温は20℃越え
つくしも桜も終わって、初春から春真っただ中に突入しました。
風の強い日も少なくなり、安定的に南風によるぽかぽか陽気の日が続いています。
八丈島から北上する黒潮によって、相模湾・駿河湾・東京湾から外房まで海水温はグッと上昇しています。
これまで釣れなかった海タナゴやイワシが釣れ始め、イカの釣果もブログで見られるようになってきました。
4月に入ってより暖かさも定着して、ベストシーズン突入ですね。
先週は一部で17℃の接岸有り
勝浦以南の房総は16℃以上の海水温が定着しています。
出典:https://wwwp.pref.chiba.lg.jp/
小湊、勝浦の近くには17℃のベージュ色の温暖域が近づいていていますが、今後どの程度黒潮の暖流帯が海岸に近づくかが気になるところです。
20℃の濃いオレンジ色の暖流には小型のカツオが回遊が本格化しており、海岸に接岸するか否かで釣れる魚種と釣果に大きく影響がありそうです。
外房は先週より1℃低下で15℃台
予想通り!?と言うべきか、外房の海水温は低下しています。
今週の中盤から気温が低下しているのと南風の勢いが収まった結果、勝浦以北の低温の海水が南下して海水温の上昇が一段落したものと思われます。
出典:https://wwwp.pref.chiba.lg.jp/
逆に内房については、先週と変わらず須崎灯台の沖合には17℃の温水帯が居座っています。
黒潮が本流は三宅島から北東に進んでいますが、一部分波した暖流帯がそのまま北上して相模湾に流れ込んでいるのが影響してるようです。
暖流の影響は東京湾内にも及んでいる様で、本牧の釣り施設ではアジが500匹の大爆釣となっていました。
出典:海釣り公園.com
大黒釣り施設でもアジが200匹以上で、カサゴも75匹と日中にしては凄い釣果ですね。出典:海釣り公園.com
残念ながら東京湾最北の市原ではアジの釣果は0で回遊魚はここまで北上していないようです。
出典:海釣り公園.com
徐々に気温も海水温も上昇していますが、20℃を上回るのはまだまだ先の様ですね。
20℃を上回って来れば、シマアジの接岸も・・・
それにしても、4/6は地元でも10m/sにせまる強風が終日吹き続けました。
今夜も四国から東海は激しい雨に注意。関東も所々で雨で風の強い状態が続くでしょう。春の嵐の後、今夜から7日(土)にかけて西日本を中心に広く黄砂飛来の可能性。8日(日)は上空に強い寒気が流れ込む予想です。
週明けも数日は底荒れによる強い濁りが見込まれるため、来週は半ば以降でなければ海況の回復は見込めないと思われます。
この暖かさで急激に成長した海藻も大荒れの波によってばらばらにちぎれてしまい、海面を覆うことになれば、釣りずらい状況まで予想されます・・・
週末の天気予報も確認して、概況を整理します。
- 気温 :土曜夜から寒気
- 海水温:16℃~17℃
- 潮 :小潮
- 月 :半月(ただし、天気が悪いので雲に隠れるでしょうが)
- 風 :土曜は南風10m以上、日曜は西風10m前後
- にごり:強風による強い濁りが想定(海面は海藻で一杯?)
10m/sクラスの南風や西風が吹く週末で、残念ながら釣りになりそうにありません。
外房で西風に強い港では風裏を狙うことも考えられますが、高い波浪も見込まれるため、釣行は厳しそうですね。
視点を変えて渓流釣り?と言っても、延べ竿は特に風に弱いので無理ですかね・・・
いつもの様に調査データはこちらを参考にしています
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