短冊ヒラメは美味しく頂きましょう
50cmのヒラメをさばいた結果、4柵とれました。
回数をこなせばもっと上手になると思いますが、そう簡単にヒラメが釣れるわけではありません・・・
3月になってかなり暖かくなってきたので、今シーズンももうヒラメはおしまいかもしれませんね。
ヒラメをさばき方はこちらを見てください。⇓
せっかく釣れた高級魚・ヒラメですから、美味しく食べたいです。
今回は定番の刺身にひと手間加えて頂きたいと思います。
こぶ締めでうまみアップ
これまでも何度かヒラメを自分でさばいて食べたことがあります。
そのままの刺身もいいですが、ヒラメは思ったより淡白であっさりしています。
おもむきを変えたいので、今回はこぶ締めに挑戦することにしました。
調理の仕方も簡単そのもの、さばいた柵を取り出して、昆布に包むだけです。我が家の昆布は出汁用なのでサイズが小さい。
こんぶは20cmにも満たないため、画像左側でヒラメの身ををたたんで包むことに。
上下包むので、昆布をかなり消費します。特に今回は柵が大きいので、重ねて重ねてサンドイッチを繰り返し、サランラップに包んで寝かせます。
ここまですると、1日以上寝かせると昆布のうまみがヒラメに移るのと共に、ヒラメの水分を昆布が吸うので身がしまります。
正直我が家では、1日1柵が刺身にちょどよい量。(2柵刺身にして、余るという贅沢な経験があるので)
4日連続で食べるのもどうかと思って、冷蔵しても良かったかですね。
ちなみに、これが3~4日後の柵になりますが、かなり黄色く色づいています。
バットに入っている柵と比べると、みずみずしさが無くなっているのもわかるかもしれませんね。
これだけでは、少し寂しいので、今回は水だこのあぶりも作りました。
水だこは真蛸やイカに比べるとかなりお買い得な値段で手に入ります。これも200円代だったはずで、ボリュームもたっぷり。
ただし、このまま刺身にすると切るのも大変、かみ切るのも大変、味も淡白と言うことで、我が家では炙りにすることにしています。
バーナーはカセットコンロのガスボンベに取り付けるだけのこれを使っています。
これまでは飲食店で使うことをテレビで見るぐらいでしたが、釣りを始めると、刺身ばかりでは面白くない。炙りって美味しいかも!って言うことでバーナーを手に入れました。これが何かと便利です。
食べきれなかった刺身を翌日食べる時にちょっと炙ってみたり、脂が多めの青魚や太刀魚などは炙りが最高です。
普通のお皿にのせて炙っていたんですが、そうするとお皿が割れたり、絵柄が変色したりで大変。
100円ショップで網を買って使うと、これがなかなかいいです。
お魚でもタコでもなんであっても、炙るとキッチンに香ばしいいい香りが広がります。
水だこは全面をよく炙るりましょう
水だこはその名の通り水分が多く、生で食べるとゴムの様にかみ切るのが大変です。炙って火を通すことで、程よい弾力を残しつつ、かみ切りやすくなるので、全面をぐるぐる回しながら炙るのがおすすめです。
特に、吸盤は生のままでは弾力が強すぎて厄介ですが、炙ることでコリコリした”いい”食感に変わるので、まんべんなく丁寧に。
結構炙っても水分が多いからか、中に火は通っていませんから、表面が香ばしく中はジューシーな美味しい刺身が出来ますよ。
最近は刺身も子供に任せているので、今回もうれしそうに切ってくれました。
まな板のヒラメはわかりにくかったかも知れませんが、かなり色づいているのがわかりますよね。
べっこう色の様に昆布のうまみが身に移っています。
さばきたてのヒラメは食感がぷりぷりで歯の上ではじけるような食感ですが、数日寝かせたヒラメはしっとり、程よい食感に変わります。
昆布の香りが移った身は、しょうゆ少な目でグルタミン酸のうまみが伝わってきます。
コリコリした水だこの食感と、軽い焦げの香ばしさも相性バッチリ。
こんな海の幸を堪能できる外房の豊かな海に感謝です。
ヒラメの短冊はスーパーで買えますし、水だこもお勧めですよ。
皆さんも機会があれば試してみてください。
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