今年最後の降雪が北関東に


 やっぱり3月にこの冬最後の雪が降りましたね。

自然の摂理なんでしょうか、もう春がすぐ近くと言う時に毎年雪が降っている気がします。

春分の日はせっかくの休日でしたが、関東の広範囲で降雪がありました。

箱根の峠道や北関東だけでなく都心でも雪が降りましたが、その翌日には太平洋からの暖かい南風が東日本に吹き込んだけっか、日中は強風となりました。

不安定な天気は嫌ですが、これからは駆け足で春が訪れるのではないでしょうか。

週初には黒潮が南房に押し寄せて・・・


 3/19の海況にはびっくりでした。

伊豆大島の西を北上した暖流の強さが海水温に現れています

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出典:https://wwwp.pref.chiba.lg.jp/

相模湾の南から南房にかけて薄いオレンジ色の暖流帯が押し寄せています。

特に相模湾では15℃の太い等温線が海岸線に近づいており、先週とは大きく海況が変わっています。

内房でも富津岬のすぐ南にまで15℃の等温線が北上しており、館山の数km沖合には17℃の温水帯が流れ込んでいます。

伊豆大島の西を館山にぶつかった暖流帯は、この後東京湾内にも流れ込むのか、気になりますね。

また、千倉以北の外房には14℃の低温域が見られ、ここだけ春らしさが届いていません。ここがどう変化しているのか、最新の状況を確認してみました。

勝浦以北まで一気に16℃以上に


暖流の力に加えて、南風による暖流帯の接岸力が際立った海況となりました。

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出典:https://wwwp.pref.chiba.lg.jp/

先週は南房の一部を除いて少し冷たく、薄い青色(14℃)のところがほとんどでしたが、最新の海水温は一気に2℃くらい上昇し、緑色(16℃)に変わってしまいました。

ちなみに相模湾も東図の一部はまだ15℃以下ですが、それ以外は房総同様に急上昇しています。

ここまで急に海況が変わるのはここ半年ではありません。

明らかに南風と黒潮がタッグを組んで、南から春を届けてくれたようです。

海水は急な気温の変化は発生しにくいと言われています。

急な低下を起こすような北からの強力な寒気が来ない限り、15℃を割ることはなさそうに見えますね。

日中帯の気温も15℃前後まで上昇し、南風が強く吹く日が増えています。

このまま黒潮が北上すれば、房総の周りの薄緑色の海温域(16℃)もさらに上昇し、さらに1℃から2℃の上昇が見込めるのではないでしょうか。

乗っ込みシーズン突入と言うことでしょうね。

個人的にはシマアジやショゴと言った回遊魚に早く巡り合いたいですが、そのためには20℃以上の海水温が必要で後2カ月程度、5月下旬まで待たないといけないでしょうね。


週末の天気予報も確認すると、概況はこんな感じです。

  • 気温 :14℃~18度で暖かい
  • 海水温:富津以南から勝浦以北まで16℃
  • 潮  :小潮
  • 月  :半月で ~24時
  • 風  :2~3m以下で微風
  • にごり:適度な濁り?

勝浦以南の房総は、水温が上昇”中”で期待大!!


土日共に一日通して風が弱く、気温も高い。月が深夜までは出ているので、アジであれば夕まづめから深夜に向けた夜釣りも好釣果につながるかもしれませんね。

みなさん、いい釣りになればいいですね。


いつもの様に調査データはこちらを参考にしています









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