高知では桜が満開、でも今週は雨


 我が家の近くの公園では桜のつぼみが大きくなってきました。

高知では桜が満開で、観測史上最速とのニュースがありましたが、これも温暖化の一部なんでしょうか・・・

3月中旬は卒業式シーズンです。一つの区切り、別れのシーズンとして桜が満開であるとやっぱり気分がいいものですね。

ちなみに、スイセンも春の花です。一斉に咲き乱れるスイセンはそれは素敵ですよ。

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色も白と黄色で少し趣が違いますね。

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せっかくの祝日ですから釣りに出かけたいものですよね。と言うことで、春分の日の釣行に向けて最新の海水温をチェックしてみました。




先週末の海水温は14℃前後で暖水帯が房総から離れていく・・


 3/15(木)の海水温は、前週よりも若干水温が下がっていました。温度にして0.5℃ぐらいの低下でしょうか。

これは15℃の太い等温線が前回(3/8)と比べて沖合へ離れていることからもわかりました。南房・千倉から大原あたりの外房は14℃の水色の海水温となっています。


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出典:https://wwwp.pref.chiba.lg.jp/

一方で黒潮の暖流帯は房総に接近しており、15℃の等温線とオレンジ色の暖流帯との等温線の幅が非常に狭くなっています。

この暖流帯の北上によって、房総の海に春がいつ来るのかが決まりそうです。

暖流帯は伊豆大島を突き破って・・・


 一言で言うと、暖流の流れは力強かった!

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出典:https://wwwp.pref.chiba.lg.jp/

見てください、海温図の下段はオレンジ色一色に染まっています。

先週時点では東進していた黒潮の流れは、伊豆半島の東にある伊豆大島を突き破り、相模湾にまで流れ込んでいます。

相模湾では15℃の太い等温線が海岸線に近づいており、先週とは大きく海況が変わっています。

内房でも富津岬のすぐ南にまで15℃の等温線が北上しており、館山の数km沖合には17℃の温水帯が流れ込んでいます。

急激な海水温上昇ですね。

伊豆大島の西を館山にぶつかった暖流帯は、この後東京湾内にも流れ込むと思われますので、房総の海は全体的に大きく春が近づいていることがわかりますね。

千倉以北の外房はまだ14℃の低温域が見られますが、黒潮の東進の流れによってどの程度暖流と混ざり合うか、注目です。


週末の天気予報も確認すると、概況はこんな感じです。

  • 気温 :9℃前後で寒い見込み
  • 海水温:内房から南房は15℃から17℃外房は14℃
  • 潮  :中潮
  • 月  :三日月で 夜はほとんど暗い
  • 風  :北風6~7m前後
  • にごり:大きなにごりはなさそうです(不明)

内房から南房は水温が急激に上昇”中”のため、期待大です。


ただし、海水温が低いことと、風が強いため、北風の風裏になる一部の南房漁場や富津南部以外は釣りには厳しいかもしれませんね。

いつもの様に調査データはこちらを参考にしています









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