30を過ぎてから、体力が落ちたととは感じませんが、何となく代謝や免疫力が落ちたのかなとふと感じることがあります。


 40になって、ちょうど半分ぐらいまで人生を進んできましたが、学生を卒業して、ざっくり半分です。


学生のように汗だくになりながら運動をすることは社会に出てから全くと言ってよいほどなくなってしまいました。

会社に入りたてのころはまだ、夏場でもスーツのジャケットにネクタイの時代だったので、満員電車をジャケットで、ネクタイでワイシャツの首元に蓋をしたような辛い毎日だったのをよく思い出します。

なぜここまでして格好にこだわるのか、ネクタイでないとだめなのかと思ってましたが、クールビズの一声で一気にネクタイもジャケットも必要なくなり、東北の震災を大きな契機により一層その流れが強まりました。女性にはわからないと思いますが、上半身にこもった熱気に蓋を占めるネクタイは本当につらく、顔は汗だらだらで、一日が終わったときにネクタイはシミだらけでした。


 室内業務でパソコンの前に座っていると運動することなんて本当になくて、それでも、仕事に少し余裕というか、単に偉そうになっただけですが、ゴルフを始めてからは少し練習とかラウンドをしました。ゴルフはお金がヤッパリかかるスポーツで、年配の方にも優しい運動なんですよね。

一日でみるとかなり歩きますし、夏場なんかは結構な汗をかきます。でも、ある程度上手になるとカートに乗り始めるんですが、カートに乗る頻度が上がると、思ったより運動しなくなるのに気づきます。

せっかく山の中まで来て、きれいな空気を吸えるんだし、健康のためにも、なんて思い始めるとスプーンとアイアンを数本持って出来るだけ歩くようになっていましたが。

子供が出来てから、急にゴルフ熱も冷めてしまって、それからは運動という運動をほんとにしなくなり、お腹の
ポッコリがどんどん膨らんできて・・・


 子供も少し大きくなると、家の周りを小一時間ぐらい散歩したり。戸建てのおうちの庭を鑑賞したり、普段は車でばかり移動している道ですが、小道にそれたり、階段・歩道を優先したりすると、今まで見たことのない街並みに気付いたりするんです。

小さなカフェがあったり、結構手入れの行き届いた花壇が見えたり。

やっぱり車窓ではなく、歩くペースの中でこそ、道端に咲く花や木々に心打たれたり、季節を感じたりするものですね。

それから、自転車に乗れるようになり始めると、行動範囲が広がって、住んでいる自治体のかなりの地域に足を延ばすこともできるようになります。

自転車は結構風邪を感じることができるのと、小回りが利くので歩道・車道いろんなところに行けますし、駐車が無料で便利ですね。車道はロードレース用の本格的なレーシング自転車に乗って数人でサイクリングを楽しんでる人もかなり見ることが増えましたが、まだ子供が小さいうちは歩道をひやひやしながら右に左にで、なかなかいい運動になります。

近くの図書館にも自転車で行けば、運動も読書も出来て得した気分になりますよ。


 お天気の良い日は出来るだけ自転車で買い物に行くようにして、後は近くの公園で簡単なスポーツに打ち込む、ってのが最近の日課です。

でも、この程度ではお腹のぽっちゃりは全然減りませんが、まあ、ダイエットの為でなく、リフレッシュであり、子供との大事な遊びの時間なので、しばらくはこのペースでぼちぼち行きたいですね。