気象上の冬は2月まで
2月下旬に入り、そろそろ寒さも緩み始めるころです。12月や1月は雲一つない真っ青な青空が続きましたが、ここ最近は曇りの日が多くなってきます。
この雲は南からの湿った空気が水蒸気になっているものなので、季節が変わり始めて暖かくなっている証拠です。
日本にはまだまだ大陸からの寒気が居座っており、この寒気と太平洋からの暖気がぶつかってしばらくは雲が多い日が続くかもしれません。
この南北の気圧の差が気象としては三寒四温となって現れ、春一番として強風を吹かせる原因となるようです。
せっかく晴れても、南風が吹き込むために、暖かい日は風が強い日になるかもしれませんね。
今週末は小潮・長潮とあまり潮はよくようですが、海水温が上がれば釣果も期待できるかもしれません。
今回も、千葉県が公表している海水温データで海水温の変化を確認してみました。
2月上旬の海水温
2月上旬(2/5)は1月の降雪(1/22)によって大きく水温が下がりました。
大原以南はほぼ黄緑色の15℃ぐらいでしたが、小湊が若干低く、薄い空色になっていますね。
内房も竹岡以南は黄緑色ですが、これより内湾となるとおそらく真っ青で海水温は低いと思われます。
ちなみに、海釣り公園のサイトから確認すると・・・
昨年は黒潮の流れが例年と変わったのか、秋口に市原の海釣り公園でイナダが毎日数十本上がっていると釣果報告が上がっていました。出典:オリジナルメーカー海釣り公園(市原市海釣り施設)湾奥の千葉港や浦安では連日、イナダ狙いの釣り人であふれていたようで、例年にな
2/21(水)の市原市海づり施設の釣果はハゼ1匹です。
出典:海釣り公園.com
21名の入場で水温9℃、過酷すぎますね。
水温は1桁まで下がっていますから、南房、外房からすると5℃ぐらい低くなっています。
ちなみに、海釣り公園で一番南にある磯子海釣り施設は水温が10℃を超えていて、回遊魚も根魚も釣れているようですね。
出典:海釣り公園.com
ここから19日たった2/22(木)、状況がちょっと好転しています。
19度の黒潮が沖合に近づいています
2/22の海況は等高線の幅や色合いを見ると結構変化しています。
出典:https://wwwp.pref.chiba.lg.jp/
まずは、大きく変わったのは房総の沖合に濃いオレンジ色の暖かい19℃の海流、黒潮が大きく近づいています。
この影響から南房の野島崎や勝浦沖に黄色い暖潮海域が迫っており、回遊魚の釣果は上向くかなと期待したいです。
小湊は2/5は薄い青でしたが、今回は緑色の14℃と海水温が確実に上昇しています。
暖かい潮が直接接岸しているわけではありませんが、アジなどの回遊魚は日中帯に日差しが出て、海水温が上がる浅瀬ならば、ざひ期待したいです。
後は、潮に少し濁りがでてくれば、警戒心が下がって釣果がより期待できます。
今月末の2/28、3/1に気温がかなり上がる気象予報が出ています。
南房は最高気温が15℃前後まで上昇し、最低気温も5℃を超えてくる予報となっています。
海水温はすぐには上がりませんが、暖かくなるのはいいニュースですね。
アジのサイズが大きくなってほしいです!!
25cm以上、尺が混じるぐらい来てくれー。
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