前回は釣りの脇役ということで偏向サングラスとヘッドセット、干物網を紹介しました。

特にヘッドセットは音楽を毎回必ず聞くので、毎回持って行っています。

手が汚れているから絶対に耳からずれない、落ちないヘッドセットを必ず選びましょう。




 釣り場は自然そのもので、ちょっとした油断で思わぬ事故につながることもありえます。

時々釣り場の世間話では「先週堤防から落水した人がいるらしい」とか、「穴釣りをしてた人がテトラポットから落下した」とか聞くことがあります。

 大けがしたり、命にかかわるのはわかっていても、釣りをしてると注意力が落ちたり、釣れなくてイライラしてると、いつもならやらないことをやってしまったりするので、明日は我が身と油断してはいけません。

 事故や怪我に繋がらないように身を守る道具を今回は取り上げてみます。

 
  • ライフジャケット


 まずは、海辺で釣りをする限り落水は最も怖いリスクです。

とにもかくにもライフジャケットが身を守る最も有効な手段となrます。

釣り場に来ているのに、特に磯釣りをしている人がライフジャケット無しだったりすると、さすがに無責任です。

特に子供連れのファイ―フィッシングでは、安全そうに見える堤防であっても必ずライフジャケットは準備してあげるのが愛情でしょう。

子供とは不注意で何かやっていまいますが、近くの公園と釣り場は全く違います。

海は場所によって思った以上の大きな波が来ます。

釣り船などの船が近くを通ると、時に大きな波に見舞われることも。他にも道具を落としそうになって、それを防ぐために右往左往しているときに、バランスを崩して落水なんてこともあり得ます。

特に今の厳冬期の水温は10度を下回り始めますので、落水して助けが無い場合は筋肉が硬直して、自力で岸から上がることが出来なければ命にかかわります。

 このライフジャケットですが、身を守るだけでなく、釣り道具の収納にも大きく役立ちます。

 いちいちカバンから取り出していては面倒ですし、普通の服ではポケットがたくさんついていないので使い勝手が悪いです。

その点ライフジャケットには、大小のポケットがたくさんついていますし、小物をチェーンストラップで固定するための工夫もされています。

それ以外にもスマホや財布の貴重品も私はライフジャケットのポケットに入れてます。

 フグに針を取られたり、切れたハリスを考案したりと、ハサミやがん玉・・・ 自ら羽織るライフジャケットに収納しているのがやっぱり便利ですよ。



 一方でこのライフジャケットはそれ自体が浮力を持つフローティングベスト式と浮力のみに注力した自動膨張式の2つがあります。

 フローティングベスト式は収納が魅力である一方、夏場は”ベスト”の名の通り体に密着する部分が多く、結構暑くなります。

それに比べて自動膨張式は落水を検知すると、小さなボンベによって袋が膨らむ仕組みで、非常に軽装で暑い夏にも快適に使えます。

 どちらもメリットがありますが、値段はかなり違います。自動膨張式は安くても5000円以下のものはほとんどなく、daiwaやシマノであれば1万円後半でなければ買えません。

 一方のフローティングベスト式は安いものは2000円程度から探せます。

自動膨張式は何となくかっこいいですが、私の釣行で使っている人は見たことがありません・・・


 フローティングベストは商品ごとに耐久性の違いがあるとは思えませんが、釣具の収納力はある程度の差があると思います。

ルアーなのか餌釣りなのかで収納するものも違います。ルアーであれば、餌木やメタルジグなども5cm~10cmのサイズとなるため、収納スペースも比較的大きなものが必要になります。

 一方で餌釣りであれば、つり針やがん玉、ハリスなど小物が沢山必要になります。

釣り竿やリールと違ってベストは一度買うと、次を買うことはほとんどありませんから失敗しないように商品選びは慎重に。

(ポケットがたくさんついているのが単純にいいわけではありませんよ。大きなものが入らないのもそれはそれで困りますから)



  • ヘッドライト


 夜釣りにはヘッドライトが必須となります。駐車場から釣り場の移動や釣具の支度や準備、釣り餌を付けたりなど、全ての作業で必要です。

量が小さいと特に老眼気味の年齢になると・・・ 釣り糸を結ぶことすらできなくなりますよ。

 一方でこれが重すぎるとライトがずれ落ちてきて、ストレスになります。

ベルトをきつくすれば動きにくくなるかもしれませんが、そうすると締め付けがきつくて痛いです。

 そうなると、輪っか型の1重ベルト(上記右)ではなく、上頭部まで覆ってくれるベルト(上記左)の方がいいかもしれません。

私は帽子もかぶるのでよりヘッドライトがずれやすいです。

 大体8時間点灯する商品が多いかもしれませんが、夏の夜釣りでは一晩持ちません。

加えて8時間ずっと光量が変わらないわけでは無く、次第に光量が下がってくるため、釣行中の電池交換も時々します。

 ということで、バッテリーは専用バッテリーではなく、単3・単4乾電池を使っているものにした方が絶対にいいです。

 充電を忘れていたり、途中でバッテリーが切れた場合、専用バッテリーでは対応できません。

乾電池であれば、最悪近くのコンビニで買うことが出来ますが、専用バッテリーは急には手に入りませんから。

光量と点灯時間は反比例するため、光量が高いものであっても点灯時間が短いものは結局は使い勝手が悪いと思います。

私はMOTIONHEADを1年以上使っていますが、まぶしすぎるほどの光量、センサーオンオフ機能で、これ以上のものはありません。

是非お勧めします。

 楽しい釣行のためには安全が何よりですから、ここは少しお金をかけて長く使えるものを手に入れましょう。








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