9/1は関東大震災が発生したことから防災の日となっています。

 毎年、一般道路や自治体、公共交通機関で災害を想定した訓練がされます。消火器による消火や、避難経路の確認、交通機関を一部止めた交通誘導など様々に行われていますね。これが世界的にどうなのかは知りませんが、よく訓練する機会があるほうではないでしょうか。
 防災訓練はその効果が疑問視する意見をたまに聞きます。直近では北朝鮮のミサイルが着弾した場合の訓練が東北を中心に実施されています。高齢者や学童がコンクリートの頑丈な建物に入って、頭を頭巾などで覆う手順になっていますね。これに対して、ミサイルが飛んで来たらそんなの意味がない、建物だって破壊されるんで、無駄だということを言う人がいます。本当でしょうか・・・

 もちろん、ミサイルが直接当たった場合は意味がないかもしれません。しかし、近くに着弾した場合に、破片が飛んでくる、ガラスが飛んできた場合に、手順に従った場合とそうでない場合はどうでしょうか?それをやったら100%助かる方法なんてあるはずがないのに、それに文句を言うのはどうなんでしょうか。人が集まれば、着弾後の被災者への連絡もしやすくなるかもしれませんし、負傷者が出ても大人数の方が協力して対応できるでしょう。

 愚直とまでは言わないまでも、ある程度は話を聞くこと、耳を傾けること、その姿勢は大切です。どうしても、昨今の社会情勢は、他者の意見に冷たいというか、否定的過ぎるように思います。


 防災の日を契機に我が家の見直ししたいと思うことが一つ。防災用品のチェックです。盛り上がった時は気にするんですが、それ以降は在庫状況を確認したりしませんよね。ペットボトルの水は消費期限が3年程度なので、途中で使ったりするんですが、使いっぱなしで補充していないですね。アウトドアでカップラーメン用に使ったぱなしで補充してないので、買い足さないといけないですね。

 後は避難場所の共有。家族で何かあったらどこに集合するかなんてのを事あるごとに話すことは、いざと言う時に役立つはずですね。熊本の地震も福岡・大分の豪雨被害も被災者はそれをみじんも想像していなかったでしょう。気象庁は関東・東海はほぼ確実に地震が発生すると太鼓判を押しているぐらい地震が来ることが見込まれています。ちょっとできる事であれば、ちょっとだけ、何かをしておきたいですね。