波浪続き 


 とにかく波浪はアカン

何度もボーズを経験すればこれは事実だ。

水温変化や月明かりの非ではない。

食いが渋いというレベルではない。


 回遊魚はショアから離れているので、あたりが出るのはフグぐらい。

波浪の影響を避けるためには、注意報が解除されて最低24時間程度は時間を空ける

我慢しても、注意報解除後すぐに釣り座に着いても徒労に終わるだけだ。

そこまで含めて我慢だ。

外洋に面する外房の話で合って、東京湾内などは別だろう。


 10月の半分以上は波浪注意報。

予報は微風でも波浪注意報が続く。

こういう時はとにかく我慢だ。

釣り座は微風でも海はバシャバシャ。

釣れるのはフグやキタマクラだけだ。

加えて、微風でも雨予報・・・


 そんな谷間に何とか出かけることが出来た。

10月の序盤は最高25cmまでの良型アジが連発したが、後半は20cmを切った。

これまでも、秋深まってサイズダウンの記憶が呼び覚まされるが・・・


良型アジを釣るため、いや、ヒラメを釣るためにハンドルを握る。


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凪 


 久しぶりの釣り座にドキドキ。

先行者は無しだ・・・・・ 釣れてないんか!?


風は微風、月は東の空から登り始める。

海面はほぼで干潮・・・・              厳しそうだ。


 最初の数投にあたりが無い。

さあ、何か手を打とうか・・・

最近使い始めた蛍光球を早速仕掛けると・・・ すぐにあたりが出る。

型は小さいが蛍光球の針に食いついている。

いつも3本針の一番上が赤タンで、その下はオキアミ。

オキアミ針に蛍光球を付けた一番下に食いついた。

蛍光球は間違いなく効果がある。

今まではとにかく赤タンへ食いついたアジが、蛍光球ばかりに付く。

潮どまりやみんな釣れていない時に、この蛍光球の反応はすこぶるいい。



 以前、みんな釣れない中で一人だけ釣っていた人も自作の仕掛けに蛍光球が付いていた。

4種類を持参しているが、どれが一番いいのか調査中。

というか、むしろどれも違いなく掛かる


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どれも200円程度で、3本すべてに付けなくてもよい。

1個でも魚に気づいてもらえば、残りのエサにも食いつくだろう。


 注意点はソフトを必ず買うこと。

ハードは堅くて針に刺さらず、ハリスに通さないと使えない。

あくまで食いが渋い時に針から挿して、チモトに留める。

そうすれば餌もいつも通り付けられる。


 暗闇で光る様子を映したいが、写真には光量が足りず撮れない。
(肉眼ではもちろん光っていることはわかるが)

逆に言えば、海中でこの光に食いつくアジの目はすごくいいんだろう。

サイズは2号を選んでいる。

実物を確認すると3号以上は結構でかい。


ここら辺の商品から試してみては?



探していると徳用パックが400円台で110個入りは超お得!

それでも干潮前後のあたりは少なく、潮が動かず。

サイズが小さく、20cmに届かないものばかりでいったん休憩だ。


 前回はウツボにやられたこいつに再度挑戦。

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小さなアジを餌に、内臓をチョキチョキ。


 干潮前後の一時間は静かだ。

眠たくもないので釣り座の周りを散歩しながらゴミを拾う。

釣り座の周りに

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キタマクラ。

昼間に釣れたんだろう。

水中カメラによく写っている奴だが、無駄な殺生は反対だ。

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マルキューはよく売れとるぞ。

今日はゴミが多かった。

釣り方を学ぶ前に学ぶことが在るぞ。


 することが無いので釣りを開始するとこいつが掛かる。

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なるほど、針を何度か撮られたがフグではなくこいつか。

なかなかサイズもでかく20cm前後だ。


しばらくするとこいつだ。

DSC_2110

君もやっぱりいるのね。

そしてこいつも。

DSC_2111


内房ではよく釣れるが、こいつは久しぶりに見た。

泳がせに使ってもよいが、小鯵はいっぱい居るから要らん。



45° 


 潮が止まっているので仕掛けが流れない。

ある1点でウキがよくしもるが、それを外すとダメだ。

潮上45°に狙いを定めて投げ込む。

潮上に入れば、そこに流れる前に餌が取られる。

潮下ももちろんあたりが無い。



手に伝わる感触はあいつだ。

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よしまたムツだ!と思ったら、気持ち悪いのが尻尾に付いとる。

すまんがポイじゃ。

干潮から1時間を過ぎると、あたりが増えてくるとともにサイズが上がってきた。

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最大が23cmで、ムツも交じって飽きない程度に続く。

これだけ釣れれば楽しい。


 釣り座の周りに刺し網が入っているのでランディングに気を遣う。

刺し網の回収が入るまでは泳がせもできない。


 まづめ前に釣り人が入ってくる。

挨拶頂き、準備を始めた。

マナーがよくわかっているのか、真横には入ってこない。

さすがに刺し網だらけの状況では、キャスティング方向が限られることがわかっているんだろう。

なんせ、潮上に向けた40度程度の隙間にしかキャスティングが出来ない。

少し油断すると道糸がブイに絡む。


 夜明け前にカゴ釣りは一旦見切りをつける。

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バケツ一杯のアジとムツをクーラーボックスへ。

20cm以上のアジをキープしているので釣れ高は十分だ。


 日が昇り始めて漁師が刺し網を回収し始める。

ポツポツ伊勢海老が掛かっているが、根ごと掛かった海藻が重そうだ。

そこから泳がせを始めるがあたりが全くない・・・

秋口からの釣行は数回だが、まだ泳がせにヒットはない。

水温が下がってきたので、1匹ぐらいかかってほしいもんじゃが・・・

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活かしバケツにはまだ5匹残っているが、あたりもなく終了。



 因みに、日の出後1時間たってカゴ釣りを数投するとウキがスパッと消し込むアタリ。

引きは強いのでシマアジを期待してタモを準備。

グングンと下に引き込むアタリを数度繰り返すので・・・

グレかアイゴと予想してランディング。

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足裏サイズのメジナで1匹だけ持ち帰り。

その後も同じ様にスパッとあたりが出るがメジナが続き、シマアジは無し。


無題1

海中はごろたに海藻がまだ生い茂っている。


無題3


足場にはあつ森で有名になったチョウチョウウオも。

黒潮の力はすごいですな・・・


DSC_1492

ショアとはいえ、海水が20℃を完全に割ってきた。

年内はシマアジが釣れてもいいだろうに。


 アジの釣果は想定以上に言い。

サイズもいいし、数も釣れる。

やはり泳がせに1本欲しい所。

どうしたもんか・・・




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