谷間 


 春は風が強い。

三寒四温で北風と南風の戦いだ。

谷間予報を見るとうずうずするが、直前になって変わることもよくある。


そういえば、近所の田んぼにつくしを取りに行った。

雰囲気はいいが、どうも雰囲気が違うな・・・

と思っていたら、すでにスギナが大量に出ていた。

今年の春は早いらしい・・・

朝まづめ終了後は・・・ 今回の釣行、前半戦の朝まづめははアジ20匹で終了。思ったより早く時合が終わるので、まずいなと思いつつ次の地合いを待つことに。前半戦の記事はこちらへ⇓房総・外房釣り 春一番の後は濁り強め、朝まづめでアジ20匹 : 外房でシマアジ・ヒラ
www.gemini-blog.com


そういえば、3月上旬であればひじき漁も行われたはずだ。

もうすっかり春なんだ。

そろそろ釣果が上がってくるころだ。

YoutuberもDIYや管釣り、タックル紹介で食いつないでいるが、そろそろ大物動画も出てくるだろう。

ブログやTwitterの釣行記もそろそろ活気を帯びてきてほしい。



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大物 

 前回は久しぶりの釣行でアジがたくさん釣れた。

サイズが小さく、回遊ものだったが、そこは久しぶりの釣行。

リリースすることなくキープ・キープでかわいそうなことをした。

なんせ、水温は低く渋い状況を予想していたので、欲張ってしまった。


今回は小さなものはリリースするか、生餌にしてやはり大物を狙いたい。

そろそろマトウダイなんかが上がってほしい。

仕掛けに切れ藻がたくさん絡んできたので、海藻はこんもり生えておるだろうに。


もう風で春を感じる。

何が違うかわからないが、釣り場で車を降りてもとげとげしい感じがしない。

湿度が高いのだろうか? 着替える釣り着も一枚省こうかとも悩んでしまう。


水くみバケツで海水を汲むといきなりのゲストが入っていた。

小さな魚が入ることはたまにあるが、こんなのは初めてだ。

DSC_1968

何だろう・・・

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伊勢海老か・・・!?

エサに使おうかとも思ったが、3cmほどあるのでアジには大きすぎる。

伊勢海老なら大きくなってまたお目にかかりたいもんだ。

ポイじゃ!


先行者のお話を聞くと、飽きないほどに釣れているそうだ。

クーラーの中を拝見すると、底が見えないほどにアジが釣れていた。

前回同様、活性はいい様だ。

やはりアジがかなり接岸しているようだ。


釣りを開始して、なぜかウキが沈まない。

先行者にはあたりがあるし、コマセは既に効いているだろうに・・・

あちらさんのコマセか付けエサが魅力的なんだろうか。


1時間は待たなかったが、遅らばせながらに上がった。

DSC_1971

ええ、とにかく赤タンの食いがよい。

サイズは前回同様に20cm前後で、まあ持ち帰る気にはなる。

握りずしなら片身で2枚ぐらい取れるサイズだ。

今日は潮が緩く、状況はよくない。

にちかい。


海面もほとんど波立っていない。

月が出ていないのはいいが・・・


飽きない程度に釣れるが、数投に一度というか、10分で1~2回という程度か。

DSC_1972


2時間もすれば、泳がせ用の生餌は確保できた。

最近は気温がそれほど下がらないのでバケツの中でも弱りにくくなった。

真冬だとエアレーションをしても、すぐに水温が低下して魚が弱ってしまう。


海藻がかなり生えてきたのと、夜は干潮で潮が引いているので泳がせを出す気がしない。

そうなると・・・

DSC_1973

タバコがおおい。

缶コーヒーをわざわざ岩間に挟んでいる。

残念なのはこれだ。

DSC_1970

サヨリだ。

20cm前後だろうか、小さい。

私にとって春告げ魚はメバルではなくサヨリだ。

そんな春をこんな形で感じるのは気分が悪い。

DSC_1969


持ち帰りはアジにサヨリか。

沢山釣れたのはよいし、釣り場で捌くのも反対はしない。

自宅のキッチンが鱗まみれになるのはつらいだろう。

放置すると、気温が高いので虫が湧く

ヌカカの恐ろしさを知らんのか!!


海に捨てれば食物連鎖で小魚のエサになるだろうに・・・

理解しがたいが・・・・ こういう人が釣り場にはいるということだ。

自分がよければそれでいい、そういう人だ。

誰かが捨てて、私は掃除する。

それだけじゃ・・・・




プロファイルすると・・・ 年配のおじさんだ。

若い人はやったとしても、海に捨てる。

フィッシュグリップで掃除するのも大変だ。


日の出まで2時間を切ってから、車に休憩に変える。

50匹釣ろうが、100匹釣ろうが、このサイズの回遊アジはもういらない。

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最大がこのぐらい。

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日が昇ってから海中を取ったつもりだが写らない・・・

海中には鉛筆サヨリの大群が泳いでいた。

ものすごい数だ、がっ、写らない。


日の出前30分ぐらいから泳がせの竿を出す。

エサは沢山あるが、海況は完全な凪状態・・・

雰囲気は非常に悪い。


潮が完全に止まっていて、海面は鏡の様に平だ・・・

いつもは潮の流れに任せて放置が多いが、今日は仕掛けを何度も投げなおす。

出来るだけ違う場所に仕掛けを流したい。

が、前あたりと言えるほどのあたりもほとんどない。

気持ちよくアジは泳いでいるようだ。


一度軽い前あたりが出たが、さすがに合わせを入れる気は起きない。

DSC_1978

案の定、こうだ。

ヒラメっぽいスクラッチが腹と背中に出ているが、本あたりには程遠いあたりだ。

後は海藻に頻繁に引っ掛かり仕掛けを流すのがなかなか難しい。


ヒラメはボトムを中心に攻めたいが、マトウダイなら水面近くでも食ってくる。

ヒラメは40というぐらい待たないと


が、今日はダメだ。

となりの釣り人曰く、数日前に釣り座から竿数本のフカセ釣りで50cm程度の真鯛が掛かったとのこと。

乗っ込みだ。

タモが無く、ランディングが出来なかったとのことだが・・・

大物のためにタモは必ず準備しておかないとせっかくのチャンスがもったいない。


日没後2時間ほど粘ったが・・・

目立ったあたりもなく、生餌も海に帰っていただいた。


日の出前後は最も気温が下がり、湿った空気で底冷えするものだが、もうそんなことはない。

水温は15度程度で最も低い時期から上昇を始める。

後は春の風の谷間をぬって釣行を重ねればGWあたりまでの泳がせには期待大だ。

DSC_1980

持ち帰りは20匹ちょっと。

沢山持って帰っても、家族で食べる人はもういない・・・


そうなるとやはり、ヒラメかマトウダイが欲しいもんじゃ。



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