寒波
年明けから寒波が幅を利かせている。
最低気温が5℃を毎日割り、外房の予報では10m前後の北風予報が多い。
さすがにこうなると、かなりまずい。
何がまずいって、水温の変化だ。
1月なのでまだ黒潮の影響で急落はない。
2年前の釣果を見ると、ヒラメにアジが100匹以上釣れている。
そろそろ真冬の寒気か!? 今週は関東に大寒気が入ってくるそうで、予報でも明日以降は雪だるまマークまで出てます。正直、少々寒くても風が無ければ何とか我慢できる方ですが、さすがに朝方はマイナスになるこの気温では釣行は厳しいです。こういった寒気が迫ってくる時は
水温の底は2月末から3月前半だろう。
ただし、釣果に悪影響となるのは水温の急激な変化だ。
もちろん上がるよりも下がる方が影響が大きい。
変温動物の魚にしてみると、急に水温が下がるのは死活問題だろう。
あっという間に深場に逃げ込んで、対策はない。
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微風
今回は風がおさまったという理由だけで釣行に出た。
気温が下がり、北風ビュービューの予報をよく見ているので、厳しい状況は想定済み。
それ以上に風が強く、釣行に出られないのでしびれを切らした。
前回の釣行では持ち帰りのアジは5匹。
それ以外は夜中の泳がせでアジを消費し、メーターオーバーのサメを2匹。
まあ、でっかいのが釣れたのは楽しかったが、なんというか・・・・
散財した後の様な気分だ。
楽しい思いはしたものの、手元には小銭しか残らない・・・
今回もオキアミに白い粉をフリフリ。
さあ様子を見よう。
様子を見るのだ。
・・・
様子!?
様子も何も、海が死んでいるぞ。
エサは毎回なくなるが、あたりは全くない。
頼みの赤タンも数度仕掛けを投げると食われてしまう。
フグだ。
今までは貧果とはいえ、ポツポツはアジが釣れた。
その結果、泳がせでサメと戯れることもできた。
今日はそのポツポツもない。
折しも、潮の干満は小さいのに、沖合からのうねりがすごい。
釣り座に独りぼっちだが、足場の間近にうねりが迫ってくる。
満潮近くに2度釣り座を退散し、休憩。
そのうち、東の空から月が昇り始めた・・・
・・・
まずい・・・
こうなれば・・・
清掃活動の結果はこんなもんだ。
ゴミが少ないのは気持ちいい。
吸い殻は必ずある。
実は、これで終わりである。
夜釣りはこれで終わりである。
こんなボーズは久しぶりだ。
我慢・我慢で何度も仕掛けを投入したが、いつもエサはなくなり、針もなくなることも多い。
ほほう・・・
やはりフィッシング・ショー(釣りフェス)を聞くと釣れなくなる・・・・
唯一の救いはこれ。(グロ注意)
前回釣果のアラ。
頭だけが5個あったので、撒き餌として持ってきた。
かくなる上は、こいつを使って泳がせだ。
沖合に流すと反応はない。
足元に仕掛けを流すと・・・
潮の流れと逆にウキが動き始めた。
グッとウキが沈むわけでなく、何というか、迷走している。
そういう時の魚はあいつだ。
竿を立てると、見覚えの当たるあたりだ。
ググっ、ギュー・・・ ギュー・・・
ヒラメではない。
サメの力はない。
となると・・・
こいつは本当に嫌いだ。
針を外してやりたいが、ぐるぐる巻きついて止まらない。
ハリスも巻き付いてどうしようもない。
ブーツで抑えても、ぬるぬるして止められない。
海中にゴミを捨てるわけにはいかず、脳天締めして仕掛けを外した。
まあ、そうだろう。
諦めてはイカン。
諦めればそれまでだ。
・・・・
もう1匹ニョロッと釣れた。
結局アジの頭が5に対して2匹のウツボ。
もう2個も掛かったが、針外れ。
すまんのう、今日はお土産はないんじゃ。
それにしても、よく肥えとるのう。
目ヤニも出ておらんところを見ると、栄養状態はすこぶるいいんじゃろう。
因みに、釣り場にはアクションカメラをいつも持ち込む。
海中の様子を撮影して次に生かすためだ。
心折れて、納竿する直前にカメラを取り出して海にドボン。
キタマクラの大群。
ほほうっ・・・ お前らそんなに居るんか!!
クサフグの大群と思っておったが。
どっちにしても、食えん!!

少し混じるのが左側のこいつ。
アジか?と思ったが、どうも違う。
エラ蓋の黒い点がマアジの特徴だ。
恐らく海タナゴだろう。
それにしても、海が真みどりだ。
っと気付いたのは前回の動画と比べてだ。

同じ場所で同じような時間の撮影だ。
この時期の海水は濁りがなくなり海底が見える。
陸からは反射で見えないが、水中のカメラからはしっかり海藻が見える。
今日はこれだけの濁りだったのだ。
こうなると、回遊魚は回ってこない。
今日の釣果はしょうがない。
因みに、潜水艦も発見。

ボラではないぞ。
前回と同じぐらいのでかいサメ。
そして、ウツボも発見。
外房なので、ヒラメ狙いでサメ・ウツボはしょうがない。
それにしても、ベイトのアジがいない今日の海は可能性を感じられなかった。
やはり、釣行前日の風も気にせんと釣りにならんのう・・・
そんなこと言っとると、冬の釣りは出来んぞ!!
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