初冬
気温が下がってきた。
防寒着をパワーアップしたので非常に暖かい。
フル装備の内、まだダウンジャケットを使うことがほとんどない。
使うと汗をかいてすぐに脱ぐ。
真冬はまだまだ通り。
されど風が出てくると手が冷たい。
雨が降ったりすると全く太刀打ちできないだろう。
もちろんそんな日に釣行に出ようとは思わない。
最近の天気予報は大枠はよく当たるが、1時間予報となると変動が大きい。
雨が早く降り始めたり、風が予報より強かったり・・・
冬の釣りに、雨風は非常に厳しい。
これまでなら往路のトランクでの解凍で間に合っていたオキアミがなかなか融けなくなってきた。
出発前の数時間に冷凍庫から取り出しておく。
前回の釣行で効果絶大な集魚剤も見つかった。
今回もそいつがどの程度役立つか、確認しよう。
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早朝の雨
風は微風の予報だが、気になるのは早朝からの雨。
一旦降り始めると、ずっと続くようだ。
数日前から予報では、雨の降り始めが早朝だったり正午だったりとコロコロ変わる。
さすがに雨はつらい・・・
予報は気になるが、強風の間隙を突いて出るしかない。
今年は後何回、釣りに行けるだろうか。
釣り座には先客がいた。
隙間はありそうなので、挨拶をして入れてもらう。
風は微風で気温は10℃を少し下回る。
予報では南風が強まり、そのまま雨になるようだ。
先行者に話を聞くと、最近は少しアジが遠のいているとのこと。
西の空にはおぼろ月が出ているが、雲に覆われて消えることが多い。
今回も前回同様に”白”を試してみる。
最初の数投に反応はない。
確かに食いは渋い様だ・・・
潮は非常に緩くしか流れず、干潮に向かう。
状況はかなり厳しい。
月が雲間に隠れてくれるのが唯一の救いだ。
30分以上経った頃に、やっとウキがシモリ始める。
サイズは通常の20cm前後。
その後、2匹目が釣れてから、本命の泳がせを始める。
とにかく、泳がせでヒラメを狙いたい。
前回釣行で、夜間のあたりが気になる。
夜のあたりはやはりウツボなのか、ヒラメは夜に出るのか・・・
それにしても渋い。
先行者の方が釣れている。
確か、餌は〇〇を使っていると言っていたな・・・
”白”に強烈な反応は出ていないようだ。
横目で見る泳がせのウキが気になる。
潮が緩いので、ウキの動きも悪い。
ただ、アジが大きいのでウキが時々ポコポコしもる。
泳がせのウキが岸から少し離れてきた。
すーっと、LEDライトが海底に沈み始めた。
ほぼど干潮の時間帯なので、あまり食わせの時間を取ると根掛かりする。
迷う時間はない。
LEDライトが見えなくなるまで潜って、大きく・ゆっくり合わせを入れた。
ぐん ぐーん、 どぅー~ん。
力が強い。
ものすご~く強い。
つ、強すぎる。
サメではないが・・・ ヒラメでもない。
ウツボだろう。
まあ、ばらさずに顔を拝みたい。
相手が何かを確認するのは次につながる。
時折、ググっと抑える引きに対応しながら海底から引き離しにかかる。
ポンピングの2度目でもなおよく引く。
針掛かりはいいようで、外れそうにない。
4号竿なので、負けることはない。
ドラグが少し出ている。
引き寄せに入るため、立てた竿を倒しながらリールに手をかけた、
その時…
ブチっ
・・・
すーーー・・・
カスかな抵抗があるので、高切れではなさそうだ。
すぐにウキが海面に上がり、仕掛けを回収。
ウキの下にハリスが見える。
続けてリールを巻くと、三又サルカンが見えて・・・・
親針まで見えた。
孫針だけ切られたのか・・・・
そういえば、今日は孫針を背掛けではなく、腹掛けに変えた。
それもあってか、がっつり銜えて噛み切られたんだろう。
うーーん、夜はやはりウツボか・・・
その後もアジのあたりは非常に薄い。
仕掛けを投げ入れる気力も起きない。
たまに釣れたアジは大きなものは締めるが、それ以外はどんどん生かしバケツに投入。
ちなみに、前回の釣行でロストしたエアポンプの変わりは非常に良い。
やはりサイズが小さいのでかさばらない。
単3電池の2本なので電池切れの心配もない。
音が気になっていたが、磯場では全く気にならなかった。
本体を自分とは反対向けに設置するだけで、動いているのか確認したほどだ。
ちなみに、背にあるクリップもホールド感が強くバケツにがっちり固定できた。
たまにかかるアジにも大きなものも交じってきた。
まあ、これぐらいのサイズであれば捌くのも面倒ではない。
それにしても泳がせのウキが流れない。
何度投げなおしても、ウキが岸に近づいてくる。
何かがせっかくかかっても根掛かりもしやすくなる。
泳がせのウキが1か所で止まっている。
どうも怪しいが、しもり始めている。
ぴょこぴょこ頭が動くわけでなく、にぶく沈み始めた。
こういうあたりは大体、ウツボだが・・・
ウキが一気に潜らずに、水面から30cm程度だろうか、沈んでいる。
恐らく居食いだろう。
岸の近いので、根掛が気になる。
かといって、あわせを入れるわけにもいかず様子を見ていると、大きくウキが沈んだ。
竿を立てて合わせを入れると・・・
グ~~ ぐ~・・
そうだろう、根掛かりだ。
何かは付いているんだろうが、針が根に引っかかっている。
こうなると、40ポンドの極太ハリスは手ごわい・・・
岸の近くで根掛かっているので、足を使って外しにかかる。
ぐーーー ・・・ スポっ。
今度もウキは帰ってくる。
また孫針だけが切れていた。
恐らくウツボだろう。
雲は厚みを増して、月は完全に見えなくなった。
加えて、南風が強くなり、潮が上がり始めた。
海の状況が変わり始め、海面がジャバジャバ波立ち始める。
泳がせのウキが流れ始めた。
雰囲気はいいが、雨が気になる。
湾外にウキが流れたところで、泳がせのウキがまたシモリ始めた。
湾外に向かうと、水深は深くなる。
少し食いに時間を割いても、根掛かり難くなるだろう。
しっかり食い込むまで待って、理想通りの本あたり。
相手は大きそうなので、いつもよりしっかり合わせる。
ぐん、ぐぅ~~ん ・・・ ぐぅ~~ん
なかなかのあたりだが、大きくはない。
ウツボならもっと引くだろうから、ヒラメもありうる。
しっかりフッキングしているようで、あたりが力強く伝わってくる。
ここからはポンピングして引き上げに入る。
竿を立てながら、引きが落ち着いたらリールを巻く。
突っ込んだら粘ってから竿を立てる。
ドラグはそこそこ出ているが、順調に上がってきた。
ウキが海面より出てきた。
ここでばらすわけにはいかん!!
正体が何かを確認したい。
ヘッドライトを付けて海面を照らす。
ウキ下のハリスが1mほど海面から出た。
リールを巻いて、ランディングに備える。
海中から出てくる魚影は茶色い。
ヒラメか??
だが、まだ少し海底へ潜ろうとする。
とすると・・・・
やっぱりウツボだ・・・・
サイズはそれほどではない。
正体が分かったのでばれてほしいもんだが、そうはいかない。
ウツボは釣り上げたくない・・・
くねくね巻き付くので、針を外すのが面倒だ。
おまけに、たも網にも絡まる・・・
生命力も強く、力も強い。
こうなると締めるしかない・・・
何をやっても網をどんどん巻き込んでいく。
脳天締めをして絶命を確認してからやっとたも網が外せた。
死んだウツボも海へ帰す。
サイズは55cmちょっとだったろうか・・・
何かが食べてくれるだろう。
夜間の掃除
各地で釣り場がなくなっているらしい。
悲しいお知らせです。何度もブログでもTwitterでも、釣り場をなくさない為にゴミを捨てて帰らないで下さいと。何度も何度も書いて来ました。でももう手遅れです。…
ごみを出さないこと、人のごみであっても拾うこと。
他人の捨てたビールの缶やたばこの吸い殻を拾うのは気分が悪い。
でも・・・出来ることをやるだけだ。
やっても閉鎖されるかもしれないが、何もしないよりましだ。
正直、マナーが悪い人に何を言っても通じない。
波止釣りも川釣りと同じように、将来は遊漁券が必要になるかもしれない。
ビニールゴミが少々とコーヒー缶が3つ。
すべて取り去ったのできれいになった。
休憩ついでのごみ拾いが終わると海の状況が変わり始めた。
海面が波立つだけでなく、うねりも少し出てきた。
満潮はまだまだ先なので危険はないが・・・
雨がとうとう落ちてきた。
海が荒れると、いつもと違う魚がつれ始める。
赤目は荒れると釣れる魚だ。
いつものクサフグとは引きが違う。
スマホで豪雨レーダーを確認する。
一瞬やむが、その後の雨雲は分厚い。
30分以上粘ってみたが、何も掛からない。
一度雨宿りに退避するが、ここで納竿。
無念、残念。
ヒラメはお預けだ・・・・
雰囲気はいいし、朝まづめだが雨には勝てない。
この冬新調した防寒ウェアの出来はいい。
服の中に雨は全くしみ込んでこなかった。
LOGOSのおかげ(せい)でアジはほとんど凍っている。
13匹。
無念・・・
せっかくの朝まづめが釣りができないのは残念。
これはこれでいいが、やはりで泳がせででかいのを釣り上げたい。
天気次第だが・・・
コメント
コメント一覧 (4)
新年早々、寒気襲来で食い渋りそうですが・・・
青イソメは生き餌なので、最強ですね。
たしかに1パック500円くらいですが、たくさんありすぎて余りますよね。
我が家の近くのキャスティングは10gづつ購入できるので、20g・30gで買うこともできます。
近くにキャスティングがあれば、確認してみてはいかがでしょうか?
因みに、青イソメは冷蔵庫なら1日ぐらいなら生きていると思います。
冷えすぎる冷蔵室より野菜室の方がいいかもしれませんが。
(持っていくのを忘れそうですが・・・)
ジェミナイ
が
しました
やはり青イソメは渋い状況で有効なんですね。
ただ1パックでも結構入っていて、いつも余ってしまいます。。
状況に合わせて使い分けていきたいと思います。
これからもブログ楽しみにしております。
ジェミナイ
が
しました
虫エサについてですが・・・
夜釣りで虫エサの購入は手間なので、普段使うことはありませんが・・・・
以前、食いが渋い夜釣りでお隣さんは青イソメ、こちらは赤タン・オキアミでした。
こちらはノーバイト、お隣さんはポツポツ上がっていましたね。
とにかく最強のエサはオキアミと青イソメだと思います。
特に青イソメはちぎりながら使うとにおいで集魚力が強いと思います。
一方、食い気がそこそこある場合は、赤タンは餌持ちがいいので手返しが早いと思います。
量り売りで買えるなら・・・
300円で青イソメ+冷凍庫からオキアミ!!
これで釣れなければ、諦めも付きますね。
今年もたくさん釣れるといいですね・・・
ジェミナイ
が
しました
仕掛けやコマセ等、こちらを参考にさせてもらっています。
質問なのですが、夜釣りの時の刺し餌は、オキアミや赤タンよりも青イソメなどの虫エサのほうが喰いはよいのでしょうか?
ジェミナイ
が
しました