防寒 


 冬場の釣りは寒い

様々に防寒対策に臨むが、一番の急所は指先だ。

ルアーマンならフルカバーのグローブでよいが、餌釣り師はオキアミ・コマセで汚れた手を毎回水で洗わないといけない。

そうなるとどんなグローブがよいのか、いろいろ試して来た。




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消耗品 


 グローブは釣り具の中では消耗品だ。

どんなに丁寧に使っても、使用頻度で必ず買い替えが必要なもの。

ロッドやリールなどは丁寧に使えば5年・10年使えるかもしれないが、グローブはそうはいかない。

ならば、中国製の安いものでいいやと割り切ることもできるがそうもいかない。


 国内メーカーのグローブを試してみたが、ダメなところも見えてくる。

DSC_1802

まずは防寒を優先するために3本切りを買ってみた。

3本切りで第一関節部分のみ折り返してみるものの、どうしても餌付けで針が掛かる。

返しが付いているので、簡単には取れずボロボロになっていく。

そんなに掛かることはないだろう・・・ と思うかもしれない。

釣り座は風が吹いて仕掛けが揺れる



また、かかった魚を取る時が一番の問題だ。

3本針におもりは付けない。

バタバタする魚を外す時にどうしても針が掛かる。

これの繰り返しだ。

 そして、縫製が甘いのか縫い目が何度もほつれてくる。

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こうだったり、

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こうだったり。

それも、過去に何度か修理をしてもだ。

縫製の仕方が悪いのか、糸との相性が悪いのか。



 また、手首がファスナーで止めるのが好きになれない。

手袋をしたときにファスナー止めをきれいにはめるのは非常に難しい。

ジッパー式もあるが、最初はヒヤッとする。


結局たどり着いたのはダイワのこれ。

値段も2千円以下とそれほど高くない。

指先は3本切りではなく、3本カット(布地無し)とした。

防寒とはいえ、布地があったほうがあったかそう・・・

と思っても、常に指を出しているので意味はない。

針が掛かってトラブルになるなら、指先の布は必要ない。


DSC_1801

布地は想像以上に薄い、そして滑らかですべすべしている。

手首はゴム式で適度な締め付け。

冬場はどうせ全身防寒着のため、ジャケットも裾付近はジッパー式。

ゴム式の方が着脱が非常に簡単で非常に気に入った。

”伸縮発熱”とのことだが、発熱性に目を見張るものはない。

やはり、最高にいいのは全体的なフィット感

素材が柔らかくすべすべしていて、手を曲げても何をしてもゴワゴワしない

幾つかの商品を試してみて、たどり着いた感満載だ。


餌師はやはり3本カットがベストだろう。

もちろん、きびなごなどの大きめのエサ、餌付けの頻度が少なく、青物などの大物狙いなら別だろう。

とにかく、防寒のためにグローブを付けても針が掛かってストレスだらけ!

というのだけは避けたいもんだ。


一冬使ってみたが、なかなか使用感はいい。

手を洗うので、3本指は寒い。

むしろ、肌の露出を抑えること自体が防寒。

そして、少々水にぬれても、生地がぐっしょり濡れないことが大切。

このグローブはそこら辺をうまく満たしている。

他のダイワ製品は知らないが、薄くて生地がなめらか、フィット感最高のグローブを試しては?




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