ちょい足し
釣りにはまって数年。
最初はとにかくビギナー用の道具でそろえて、壊れた時にグレードアップを考える。
ファミリーフィッシング用に買ったロッドが折れ、リールは塩噛み。
釣り方もサビキからフカセ、団子、カゴ釣りなどに変わり、道具も増えていった。
クーラーボックスはさすがになかなか壊れずいまだ現役だが、何とも保冷力が心もとない。
いつも使っているのは、ホームセンターで購入した保冷剤。
幾らだったかも覚えていないが、おそらく1つ200~300円だろう。
つい最近、保冷シートの加工をしてみたものの、釣行後には行きつけの魚屋で魚を加える。
もちろん氷も追加するが、12時間以上でパンパンに魚を入れると帰宅時には保冷材も常温間近。
買う気もないのに、クーラーをネットてみていると、気になるものが・・・
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魚が凍る!?
amzonは欲しいものを検索していると、下に”よく一緒に購入されている商品”なる表示がある。
うまく考えたもんだ。
いつもは騙されんぞ!と見て見ぬふりだ。
どうせ、レジ横に置いてある”ちょっと買い足し”もんだろうと思っていたが、そのブランド名が気になった。
レビューを見ると気になるコメントが。
・・・ 保冷剤に魚をのせると”凍ってしまう” とのこと。
恐ろしい、が本当か?・・・
冷凍庫でもないのに、そんなことが起こるのか?と思ったがいろんなレビューを見る限りまんざらでもない。
値段もサイズによるが、定価で1000円を超える。
普通ならどうかと思うが、LOGOSというブランドと”魚が凍る”というレビューに惹かれて、つい購入してしまった。
ハードタイプなので、繰り返し使えるのもいいところだ。
死ぬまで使い倒してやろう。
一番大きいXL(1.2kg)を2枚にした。
魚を上下でサンドイッチすると冷却効果が高い。
となると、2枚必要だ。
「GT-16℃」という1世代前の商品と、「倍速凍結・氷点下パック」の2種類がある。
保冷力に若干の違いがあるようだが、大きな違いは凍結速度。
「GT-16℃」は最大で2日ぐらい冷凍に時間がかかるが、「倍速凍結・氷点下パック」は1日でいい。
釣行予定は天候を見て直前に決める主義だ。
天候と風は1日で結構変わる。
2日も冷凍に時間がかかると、急な釣行では間に合わない。
冷凍庫に常時入れておけばいいかもしれないが、それにしても2日はつらい。
結果、「倍速凍結・氷点下パック」を選択、XLを2つ。
本当に凍る!
XLは1.2kgで26cm×20cmで結構でかい。
冷凍庫で重ねると凍りにくいと注意書きが。
左が1日冷凍庫に入れたもの、右が常温だ。
左側は上部が白くなっているのがわかる。
この白色(常温を緑とすると黄緑色といった方が正確だ)になったら凍結完了だ。
ちなみに左側の下部は何だったか、のせていたので凍りが悪い。
重ねるなと言われてもXLは結構でかい。
冷凍庫もそんなに広くはないし、2枚となると結構大変だ。
1日前と言わず、2日前から冷凍庫に入れて、冷凍具合を見ながら位置替えをした方がよさそうだ。
10月最後の夜間釣行で実際に使ってみた。
使用時間は夜間を中心におよそ16時間で、気温は夜間15度、日中は20度といったところか。
帰宅後に魚を取り出した後の保冷剤だ。
確かに凍っている!!!
この日の釣行は結構釣れたが、取り出す時に気づいた。
20cm前後アジ数匹がほとんど凍っていた・・・
二重三重に重なっていた底の魚が凍っている。
少し見難いが、目が白いのがわかる。
生魚の目は黒い。 釣り立てなので鮮度は最高にもかかわらず。
帰宅後にさばくときもシャーベット状。
100均で買ったビニール製のランチョンマットを被せていたのにも関わらずだ。
当然、保冷剤表面の魚汁も凍っていた。
恐ろしや!!
保冷剤でこんなにも違いが出るとは想像だにしない。
どうですか、垂直に切り立つ保冷剤にくっつくアジ!!
いやはや、いい買い物になった。
これで夏場も気にせず使えるし、クーラーは買えても使えそうだ。
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