台風19号の影響は?
今回も台風の被害は大きかった。
あれだけの河川が決壊・氾濫するとは。
前回15号の経験から、今回はかなり警戒していたが自宅周辺は停電もなく被害はなかった。
前回は浦賀水道をすり抜けるように北上し、ぎりぎりまで海上を移動した。
今回は伊豆半島に上陸したことで勢力が急激に落ちたのだろう。
逆に言えば、伊豆半島の被害情報があまり出てこないのに驚く。
南房を中心に停電もかなり起きたが、数日でかなり解消。
釣行に問題はなさそうなので、台風の影響に一抹の不安を感じながらの釣行。
嫌な月
車窓に見える景色はいつもと変わりが無い。
予報は風速3~4mなので、木々はほとんど動いていない。
気温はかなり下がった。
予報では17℃ぐらいまで下がるとのこと。
夜明け前の海岸は湿った風が吹くので、体感温度は一段下がる。
今回からは真冬の装備の一歩手前まで、かなり着込んで出かけた。
日の出の2時間前には寒くて、ネックウォーマーまで取り出した。
釣り場に着くと、一歩先に先着が入っていた。
風が結構強く、向かい風で遠くは狙えない。
台風が来るたび、高波による護岸損壊が心配だ。
東京湾では釣り施設や護岸の大きな被害が発生した。
普段の波では考えられないが、台風レベルの高波の力はすさまじい。
幸い行きつけの釣り場の被害はなかった。
昨今、釣り場の閉鎖が続いているので釣り場が閉鎖されるのはつらい。
そそくさとコマセの準備。
オキアミブロックを使うようになってから、コマセの準備が簡単で早くなった。
米ぬか中心のコマセでは集魚剤・アミエビと混ぜて、海水を少しずつ加えて狙いの水加減に調整した。
水が少ないと、カゴの中でコマセが解けないこともある。
オキアミコマセはバケツに入れて集魚剤を振りかけるだけ。
今回は気温が低く、オキアミ1.5kgがなかなか解けないので苦労した。
車で異動中はバッカンの中に入れとかんと、クーラーボックスに入れっぱなしはイカン。
仕掛けの準備もすぐに終わって1投目。
さすがに1投目のあたりはなかったが、餌はすべてない。
2投目にポコポコあたりが出てきた。
型が小さい。
台風の後は、海が荒れてリセットされる。
潮に濁りが出ると落ち着くのに時間がかかる。
普通の大雨程度であれば1日空ければいいかもしれないが、台風後は最低2日は空けて釣行に向かうようにしている。
台風直後に風が落ち着いたからと言って、勇んで釣行に出てもボーズ。
そんな事を繰り返すと、”我慢”する気も起きるというもんだ。
もちろん、台風翌日でうねりが少しのころ中で30cmオーバーのグレが釣れたこともある。
ただ、釣れても1匹だ・・・
その後も2~3投に一度は必ずあたりがある。
一荷もあれば、3本すべてに掛かることも。
ただし、サイズが伸びないのと、回遊アジが混じる。
背中が銀色で体高の無いスリムなアジ。
金アジと銀アジの違いは餌だと聞いたことが在る。
銀アジは回遊するのでエサなら何でも食べるが、居着きの金アジは根にいるエビやカニなどの甲殻類を食べるそうだ。
理由はそれっぽいが本当なんだろうか・・・
自分にわかることは、金アジはおいしいことだけだ。
今日は15cm以下でスリムな銀アジが結構混じる。
数が伸びるのはわかっているので、小物・銀アジはリリース。
サイズが小さいので引きが極端に弱い。
一荷でもウキが大きく沈むこともない。
わかりにくいが、左右に一荷だ。
時折混じる20cm弱の持ち帰りサイズにモチベーションを維持されながら、朝まづめまであたりは途切れず。
赤タンには相変わらずあたりが多い。
餌持ちがいいので、餌付けが簡単で助かる。
フグも多かった。仕掛けを10回近く交換した。
針を何度も飲まれてしまう。
朝まづめも釣果が続くが、盛り上がりはなく、サバが上がり始めた。
25cm程度で、持ち帰る気も起きない。
納竿だ。
そろそろ、泳がせでまづめの大物を狙いたいもんだ。
ヒラメもシマアジもマトウダイもご無沙汰だ。
海水はかなり下がっていた。
台風一過は南風で海水温が上がることが多いが、鹿島灘から冷たい潮が入っているんだろうか。
相変わらず濁りはいい。澄み切ることなく、適度に濁っている。
まだまだ釣果は上がりそうだが、干満の差が激しく、まづめの干潮に当たるとつらい。
前回以上に数は増えたがサイズが伸びず、左右に見える銀アジが混じる。
最近は家族のアジの食い気が落ちている。
これほどおいしい金アジの刺身が残る。
漬けにして翌日のお茶漬け。
これがうまい、が、食い気が・・・
持ち帰りが46。
最大でも20cmに届かない。
20以上はリリースしたので、50匹は釣っている。
やはり数が釣れると楽しい。
ただ、このままではアジしか釣れん・・・
まづめを狙って泳がせか、遠投1本針で深場を狙うか・・・
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