皇室の婚約発表が前触れもなく報道されました。皇室の婚姻はしばらく話題がなかったので、久々に朗らかな気持ちにさせられるニュースでした。

 両名共に25歳と言うことで、今の若者にとって婚期としてはかなり早い気がします。自信が25歳の時を思い返すと特にそう思いますね。25歳の時に生涯の伴侶を忌めて家族を作るという判断が出来るのかなとむしろ不思議な感覚があります。いろいろな人を見て、自分の結婚後の人生の在り方を想像し、相手をある意味”見定める”作業を行う結果として、自信をもってこの人だと決められるのが25歳と言うのはやはり少し早い気がします。
 一方で30だと十分なのか、幾つなら良いのかと言い出すときりがないもので、世間がよく言うように、結婚は勢いであることは確かでしょうか。今振り返れば、結婚は人生の最大の”縁”の一つで、自分が相手を選んでいると考えるのが若気の勢いであって、様々な縁で選ばされている、大きな力で落ち着くべき所に落ち着いたと考えるようになりました。

 出会いが劇的かどうか、熱烈かどうかは結婚当時は大切ですが、その後の結婚生活にとってはそれほどの意味を持ちません。飲み屋での話題になる程度のことで、その後に必要なことはお互いを思いやる気持ちとそれに基づいた行動ですね。気持ちは行動で表すことが大切で、それが長らくできていなかったのが後悔です・・・

 みんなが成長して、結婚したり、子供を授かったり、身近な人の死を迎えたり、病気になったり。様々なライフステージに立って前に進んでいくのが人の営みです。眞子さまも幸せな家庭生活となるように切に願うばかりです。おめでとうございます。