接合部分が気になって・・・
眠れない・・・
まだ第1弾の遠投コマセかごを使ってもいないのに眠れない・・・
ロフトがひん曲がるほどのあいつが掛かるのに、カゴが壊れてバレたら・・
そんな夢で眠れない・・・
このチューブが最後の駆け上がりを超えたところで切れてしまうのか!?
このカゴの先端のゴムチューブがすっぽ抜けるのか!?
100mの遠投に加えて3kgを超えるあいつとの対決のためには、やはりこの仕掛けでは心もとない。
コマセの詰めやすさやサルカンを使った見た目にこだわっている場合ではない。
やはり、何度投げても、3kgオーバーが掛かろうが、6号のハリスが瀬にかかって頑張ろうが壊れない仕掛けが必要だ。
ということで、早速改良だ。
結束部分は鉄”ぢから”で
やはり、結合部分の結束力が強くなければ、何百投の遠投に耐えられない。
3段引きの強烈な引きには耐えられない。
ということで、すぐに仕掛けを作り替えよう。
早速簡単な完成イメージ。
最上段が第1弾の仕掛けだが、道糸との結束店はバーベキュー用の輪っかをそのまま使うことに。
あながちゴムチューブとサルカンでかっこよくしたつもりだが、そんな小手先の仕掛けではもしもの大物がばれたときに悔やみきれない。
加工せずそのまま使うことで、強度は最強だ。
なんせステンレスそのものなので、10kgだろうが、50kgだろうが切れるはずがない。
手だ曲げてみてもびくともしない。
ここは、シンプルイズベスト。
そしてカゴ同士つなぐステンレス棒をゴムチューブでつなぐことでコマセの入れ易さを達成していたが、ここも心もとない。
やはりゴムチューブを使うことがだめなんだ。
こうなると、ステンレス棒同士を曲げて直接つなげるほうがいい。
早速作成開始
新たに準備する材料はない。
むしろゴムチューブが必要なくなるぐらいだ。
ついこの前作った方法をたどっていこう。
ここは2度目の作業なんで慣れたものだ。
ペットボトルキャップを少し短く切断し、4か所に切れ目を入れる。
その切れ目をプラスチックカゴの底にギュッと押し込めるとちょうど収まっておもりが隠れるとともに、針掛かりが0になる。
次が最大の改良点。
カゴの中のステンレス棒同士を直接”輪”で接続する。
お尻側のステンレスをまず輪にして、ふた側のステンレスを差し込む。
こう見ると完成イメージがぐっと沸く。
ふた側のステンレスも輪にすることで上下の棒が可動する。
これでカゴの中で棒が曲がるために、コマセを入れる可動性も維持できる。
上段がゴムチューブの結合点の第1弾。
下段がステンレス同士を結合した改良版。
明らかに耐久性や結束力が格段に向上している。 す・すばらしい・・・
なんせ、90°以上曲がるんだから使いやすさはそのままじゃ。
これで、道糸側からハリス側まですべてステンレス棒でつながっている。
絶対に切れることはない。これでステンレスの輪っかが伸びてしまうならあきらめもつく。
そんな大物に巡り合えば、竿の方が負けるだろう。
今回も12号の上段と15号の2バージョンを作った。
手にずっしり伝わるこの重み。
12号は約45g、約56g。5m竿でぶん投げれば100mは飛ぶだろう自信がある。
ゴムチューブやサルカンなどの部品を使わないので、仕掛けが引っ掛かりそうな場所はほとんどない。
一応、お尻側のハリスを結ぶ輪っかに加工をした。
輪っかの端から万が一、ハリスが抜けてしまわないようにゴム管を2mm程度はさんである。
これはハリスが抜けないため。
その上部のおもりとビーズの衝突のクッションの役目も。
そして、ハリスに近いとことなので、熱収縮チューブで被覆する。
ここにサルカンをつけることも考えたが、それでは弱点を取り除く今回の目的を逸脱する。
ここはステンレスむき出しの輪っかにハリスとつなぐことが大切だ。
道糸側は購入当時そのまま。
一応、ロケットカゴが先頭のふくらみにぶつかって傷つかないように2mmほどのゴムチューブだけははめておいた。
まず、役立つことはないだろうがちょっとした心遣いだ。
これで堂々の完成。
ゴムチューブの使用率が下がったがほぼ原材料費は変わらず200円程度。
おそらくこれ以上の完成度は考えられない最高傑作だ。
これで憂いなく、夜もぐっすり眠れるだろう。
・・・
・・・
いや、釣りに行きたくてもっと眠れない!!
あいつを釣るぞ!!!
コメント