ステンレス棒をま・げ・る・・!?


 遠投カゴづくりは、ステンレス棒の加工がすべてです。

むしろ、それ以外の作業は棒に部品を通して接着剤でつけるだけなんで簡単。

作業時間も慣れてしまえば10分もかからないかも。


早速始めます。

一番最初から力仕事。

50cmのステンレス棒を180度に曲げます。

2mmのステンレス棒は堅いでっせ・・・

コツも何もありません。とにかく曲げるだけです。

勢いあまって、ペンチで指を挟まないように。

大体50cmのステンレス棒の23cm(短)ー27cm(長)あたりで折るようにします。

短いほうにプラスチックカゴをつけ、長いほうはその先端にハリス以下の仕掛けをぶら下げます。

棒をV型に加工することで、道糸からカゴ(おもり含む)は一直線に飛んでいきますが、ハリス以下の仕掛けは道糸から少し離れて飛んでいきます。

半分に折ったステンレスの頂点にサルカンを通し、少しねじってV字型にします。

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V字のねじりは、本当はもっとぐるぐる巻きたいんですが、なんせ2mmのステンレスは専用の工具でもない限り厳しいですね。

目標はこんな感じですがね。

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その後、ロケットカゴを取り付ける側にビーズを2つとゴムチューブを取り付けます。

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ロケットカゴがV字部分に直接触れないようにクッションの役割です。

2つにこだわりはないので、好きなだけつければOK。

V字の頂点にカゴが近いとカゴが棒にガチャガチャ当たって、コマセをスムーズに入れずらいので、2つから3つのビーズがベストでしょう。

ロケットカゴの登場

 このステンレス棒にロケットカゴを挿します。

ロケットカゴが出てくるとぐっと完成イメージが見えてきますね。

まず、カゴのリーダーを切って分解します。

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サルカン2つは釣りにでも使って、2号?のおもりとカゴ本体、ビーズを再利用。

おもりはカゴの中に収納

ハリスの仕掛けが遠投カゴに出来るだけ絡まないようにするためには、出来るだけ仕掛けの凹凸を減らすことです。

そのため、可能な限り熱収集チューブで被覆することと、おもりだってかごの中に入れるのが作成のポリシー。


カゴをステンレス棒に通して、中通しおもり、ビーズと仮にセットするとこんな感じ。

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今回のおもりは買ってきた8号のおもりとロケットカゴについていたおもり(2号?)を通します。

10号となると、カゴのおもりとしては普通か少し重たい感覚です。

もちろん、ウキの浮力に合わせておもりの量は決めましょう。

慣れてくると、飛ばしたくなるんですよね・・・

2号のおもりの右側をよく見ると、透明チューブを入れています。

これで、おもりが上下にガチャガチャ動くのを抑えます。

完成時には下のカゴは上下に持ち上げる必要はないので、このゴムチューブでおもりと下のカゴを固定します。

このちょっとした工夫がコマセを入れる時の手返しに影響しますよ。

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カゴの下に衝撃吸収用のゴムチューブとビーズを入れたら、お尻の棒を180度曲げます。

ここを曲げるのもすべて、あなたの力です。ある程度曲げられたら不要な部分を切断します。

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ここまでくると、ペンチで力限りつぶして終了。

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グーっと握って、握って・・・  いったん完成です。

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単純な構造ですが、これでコマセを入れて巻くこと、おもりで遠投できること、仕掛けが絡みずらくなります。



カゴ側の加工が終わったところで、もう一方の仕掛けを掛ける棒を加工に移ります。

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2つの棒を抑えて、仕掛け側の棒の切断地点を決めます。

カゴのお尻よりも、仕掛けの棒は必ず長めにします。

そうすることで、仕掛けの絡みむ確率が下がります。

ここは大切です。仕掛けが絡まないようなカゴを作るために自作してるんですから・・・

そうでなければ、買ってきたロケットカゴをそのまま使えばいいんですからね・・・

仕掛け側の棒を適当なところで切断したら、先端に仕掛けをひっかけるサルカンを付けます。

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装着イメージはこの順番です。

このサルカンの胴体部分とステンレス棒、ゴムチューブの直径が微妙にマッチしてるんです。

ゆるゆるでは接着剤の接着力に頼らないといけないので心配ですが、結構キチキチ。

力を込めて差し込まないといけない分、装着するだけでかなりの結合力が出ます。

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ペンチで胴体の一部を抑えながら手でぐりぐり押し込みます。

ゴムチューブが変形して膨らんでいるのがわかりますね。

反対側から瞬間接着剤を少し注入してステンレス棒をねじ込むと完成。

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これで95点まで完成です。

このまま釣行に行っても問題ありませんが、陸でできることは出来るだけやる!


ということで最後の仕上げ、熱収縮チューブで可能な限り被覆します。

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まずはカゴのお尻側のビーズを9mmのチューブで被覆します。

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こんなのいいじゃん?って思うんですが、ライントラブルって結局こういうことの積み重ねです。

ここが時合で入れ食いってときに針掛かりしたら? 仕掛けが絡まって交換が必要になったら?

熱湯をかけるとこうなります。

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お尻の小さな輪っかだけ被覆を外します。ここにスナップサルカンを付ければナス型おもりなどを追加できますよ。

反対の道糸側のスナップサルカンの方は、ステンレスの輪やサルカンの継ぎ目など引っかかりそう・・・

こちらは5mmのチューブで被覆です。

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こちらも熱湯をかけると完璧に穴がなくなって針掛かりが低減できます。

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本当はビーズとビーズの間なんかも被覆したいんですが・・・ 

チューブをかぶせるのを忘れてしまったので被覆できませんでした。


これで全作業が完了。

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サイズにバリエーションをだしたり、ロケットカゴをいろいろ変えてみたりすると釣り場で使い分けができますよ。

遠投ならおもりを重く。

潮の流れが速い場合はコマセの拡散を優先するために、上段の様に穴が多いカゴを使ったり。


これが全部で330円ですから、市販のカゴと比べると1/3ぐらいになります。

コマセかごと仕掛け取り付けの輪っかがV字で離れているので、仕掛けの絡みがすごく少ない優れもの。

基本は3本針の赤タンで手返し最速で爆釣を狙いましょう!




それにしてもステンレス棒の150円を何とかやっつければ、もっと安くなるゾ・・・

かいぜん、カイゼン、改善・・・

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