若干のライントラブルが・・・
堂々完成の第1弾、遠投電気ウキで実釣してきました。
90点ぐらいでしょうか。
早速、漁網に引っ掛けて2つロスしましたが、やっぱり気分的にダメージが軽いですね。
ウキの浮力を測定していないので、発泡剤の大きさを目安にカゴのおもりを合わせますが、やはり浮力が強めです。
あたりが若干取りずらく、小さなアジだと、一度の引き!?を無視するとその後の引きが出ません。
仕掛けを回収してみて、アジがついてることが何度かありました。
今度は浮力をマジックで書いときましょうかね。
それ以外の問題は、ウキの先端部分に道糸が絡むトラブルが発生。
既製品ではほとんど発生しないので、自作ウキ特有のトラブルですね。
これが既製品の目標です。
これはなんとかせねば!!
さあ、どうやってこの輪っかを作りますかね・・・
ステンレスは堅い!
ステンレスは見た目以上に硬い。
思ったように簡単に曲げることはできませんよ。
使っているバーベキュー用のステンレスは直径2mm。
これを曲げることから発想の変換をしなければ・・・・
そんな時に思い出したのは、最近作った自作したケミホタル仕掛け・・・
上段の仕掛けを作っているときにひらめきました!!!
これにステンレス棒を突き刺せば・・・
そんな時に、透明なゴムチューブがぴったりです。
ちなみに、代表的なサルカンは2種類。

よく見るのは上段のたる型と呼ばれるタイプ。
廉価版で安いものの、赤い部分が構造上、破断しやすいです。

遠投時にウキの重みは先端の輪にかかるのと、何度も投げて投げて投げまくられる遠投ウキ。
ここは下段のスイベル型サルカンを選択しましょう。
さあ、各部品をくっつけるだけ。
なんと、透明チューブとサルカンの胴体部分、2mmのステンレス棒の径がびったり!
緩すぎず、手でねじ込んでやっと入るぐらいぎちぎちのサイズなんで、接着剤がなくてもかなりの密着性です。
ステンレス棒の先端はやすり掛けして接着剤の付きがよくなるように加工。
サルカンは見ての通り、チューブより模型が少し大きいのでぐりぐり押し込むと、これだけでかなりの接着力です。
すべての部品を瞬間接着剤で止めると、引っ張っても全然取れません。
これは完成度が高いですよ!!!
ちなみに、実釣した結果、このウキ程度の重量や風の抵抗だと、このサルカン方式で全く問題なし。
何度遠投しても壊れることはないです。
既製品の先端とほぼ変わらないような形になりました。
ただ、発泡剤→ロケット鉛筆の芯→ステンレス棒→ナイロンチューブ→サルカンの輪となるとやはり仕掛けが絡みそうですね・・・
ここは絶対的包容力の持ち主、熱収縮チューブで被覆すると完成です。
今季使った熱収縮チューブは収縮前が5mm。
ステンレス棒が2mmでゴムチューブやロケット鉛筆の芯、サルカンはおそらく4mm弱といったところでしょうか。
熱湯をかけると完全に縮んで、隙間がなくなります。
完璧に被覆完了。
発泡剤からサルカンの輪っかまですべて覆ってあるので、仕掛けや針が絡む可能性は極端に下がったはず。
サルカンの輪もチューブでおおわれているので、ここには穴をあけることにします。
どうです、この完成度。
発泡剤の大きさと2つの羽根の組み合わせで今回は7本作りました。
メーカーもこうやってプロトタイプを作って製品化してますね、絶対。
もちろん、最後にカラーリングして完成です。
ほぼ店頭に並ぶ商品ですよ、これ。
そしてカラーペイントへ。
今回は黄色いスプレーを試してみました。
壁に新聞で養生して、遠投ウキを並べましょう。
一度面のスプレー掛け。
んっ? 下地のブルーと黄色が若干喧嘩している?
1度目の塗りは3回まわしてやっと終了。
塗装→乾燥→120度回転して塗装→乾燥・・・
なんで、結構時間がかかります。
テレビ見ながらやってるとあっという間に時間がたって作業がなかなか進みません。
重ねて重ねて・・・
何度塗っても、下地のブルーが消えない・・・
終了!!
まあ、電気ウキトップをくっつけて完成にしましょうかね。
かっこよさは別として・・・
完成です。ウキトップは赤と緑の2色。
日中の認識性がどの程度か確認してみたいと思います。
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