朝まづめの後は・・?
このところ、夜釣りの釣果が戻ってまいりました。
赤タンにはスルメイカが最高でっせ
衝撃の素材はこれです。
見てください、この満タンのイカげそがたったの200円。
家で解凍したものですが、購入時は冷凍です。
即決で購入して冷凍庫にぶっこんでおきましたが、これで赤タンを作りましょうね。
昨今のイカは高止まりしていて、安いイカがなかなか手に入らず前回はロールいかに手を出して失敗・・・
ロールイカはだめですよ、手を出しては。
赤タンは身が固いものでないと、針掛かりしにくく、餌持ちが悪い!
ロールイカは人間にとっては柔らかくていいんでしょうが、釣り針にとっては最悪です!
アオリイカやコウイカ、ヤリイカなんかは食べるには最高ですが、だめですよ。
もちろん、そんな高いイカをわざわざ魚のえさにする人はいないでしょうが・・・
パッケージはイカ下足と書いてありますが、エンペラも入っています。
御覧の通り、5匹分のエンペラと下足です。
見るからに刺身にしたスルメイカの残り物です。
個体が大きくなるとスルメイカは歯ごたえがいい、というより”固い”ですから、こんな値段で売られるんですね。
特にエンペラと下足は刺身で食べるには堅い!
これを煮物に!? 煮るより絶対にアジに変わる赤タンにするのがベストですね。
さあ、料理の時間ですよ
ここからは誰でも安く簡単に作ることができる赤タンづくりです。
エンペラを細切れに切り刻むこと5枚。包丁から伝わるコリコリした感触!
餌持ちのよさが伝わってきまっせ。
どうですか、このすべての角が90度の直方体! 間違いない!
この時点で、最高傑作となる予感を既に感じています。
続いてげそも同様に切り刻んでいきます。
いや、コリコリ感が伝わってくるこの固さは・・・ コマセ5回の手返し中は針に残ってくれるであろう固さですぞ。
うーーん、ここまでなら何かの料理の下ごしらえとみまがうほどですよ。
(チャーハン? 和風ハンバーグ・・・!?)
これに下味という名の魔法の粉をかけていきます。
もう、赤タンづくりも今回で5回目? これで最後の食紅で真っ赤に着色しまーす。
他にも緑や黄色があるんですが、どうも”挑戦”したいと思えません。
そのほかはすべて100円ショップで買ってきた化学調味料とだしの素でアミノ酸を加えます。
砂糖は脱水のためで、適当にこれらを加えて、混ぜ合わせましょう。
ここまで来ても、料理しているようにしか見えません。
普通に食べられます。ちょっと甘すぎるでしょうがね・・・
ちなみに、これまでの赤タン作成の経験と間隔からすると、脱水のための食塩か砂糖にアミノ酸追加がベストですね。
いろいろ加えれば釣果が上がるわけでもないので・・・ 砂糖とだしの素が一番ですかね。
さあ、赤タンつくり最終章に戻ると、
最後に食紅を加えて混ぜて混ぜて・・・
真っ赤に染まると、食欲はなくなりますが、”食”紅なので、まだ普通に食べられます。
(何なら、釣りの最中でも食べられなくはありませんので・・・)
フライパンで焼けば、イカゲソバーグにでもなりそうですね。
ここまでくると、調味料をなじませるため、脱水のために冷蔵庫で一昼夜置きます。
ちなみに、これが前回ロールイカで作った時のB級作品です。
見るからにイカの身の角が丸く、やわらかそう。針にかけるのが大変でした・・・
おはようございまーす
翌日、冷蔵庫を開けると鰹節のいい香りがぷーーーん。忘れてましたね、赤タンの仕込みを。
これを水でよくすすいで水を切ります。
一日たっても、身の角が尖ってますよ。
触った感じも身のコリコリ感がよく伝わってきます。これまで自作した中で史上最高の出来です。
色もしっかり赤く染色されているし、小さく切り分けられていて針につけるのも簡単そうです。
釣行ごとに使えるように、小分けにして冷凍庫へどーん。
普通の釣行なら1個で十分。
使い切らなかったものは持ち帰って、冷凍庫で再凍結で使いまわしできますからね。
すごく使いやすく、無駄が出ない最高の釣り餌ですよ。
なんでも、素材の品質が一番ですね。
また、あの魚屋で見つけたらかっとこう!
この赤タンが何匹のアジに変わるのか?
そのアジで何匹のヒラメが釣れるのか、これからの釣行がワクワクでっせ。
スルメイカのエンペラ・下足の特売を見つかたらぜひ赤タンを作ってください。
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