まずは簡単なところからで
ボディーのスタイロフォーム(発泡剤)の加工は楽しいですよ。
黙々と作り続けて、あっという間に20本ぐらいできますからね。
前回の記事はこちらへ。
作りまっせ~ 材料集めがやっと終わりました。材料集めが本当に大変!! ここまでで作業の6割は終わったようなもんです、ほんとに。まあ、一度作ると材料がすぐなくなるんで、また同じ店をぐるぐる回るんですけどね・・・えへ。(2度目の購入行脚では”買占め”に走りが
最初は細かな先端部分の加工です。
BEFOREはこんな感じ。
なんともさみしい・・・
遠投で何度も着水するとちょっと心配?
そこで、発泡剤の先端に保護のためのカバーを取り付けます。
参考にした既製品でもこんなのが付いています。
取り出したるは、子供のころに一度は使ったことのある?ロケット鉛筆の芯です。
バーベキュー用のステンレス棒の直径は約2mm。
ロケット鉛筆の芯は少し細いようなので、先端を少し切ります。
これをステンレス棒に刺すだけで・・・
っぽいですね!!! 形はいいですが、色合いが少し安っぽい。
でも、安心してね。最後にスプレーでカラーリングするので大丈夫!!
これで先端部分はほぼ完成です。
ただ、材料間のつなぎ目に少しでも仕掛けが絡まないように、最後に熱収縮チューブで被覆します。
釣りの仕掛けはトラブルの元をできる限り減らすのが基本です。
陸でできることは全部やるのがモットーです。
格好いい羽根を作ろう
次はウキのかっこよさの象徴! 羽の作成です。
取り出したるは材料編で紹介したクリアファイル。
羽の形で遠投性能にどの程度影響があるんでしょうか・・・・
そこはわかりませんが、既製品には並々ならぬ釣りバカの英知が結集しているという信念のもと、パクるのが一番です!
参考にしたウキは2パターンです。
シャープな上段側とかわいい下段型。
どちらも捨てがたい!!
ちなみに、オレンジは視認性が一番いいんでしょうね。とにかく海面上は黄色・オレンジが一番なんでしょう。
ここからはコツもなければ頭脳も不要。サルになったつもりで単純作業の釣り返しまでです。
まずは、参考ウキを見ながら型取りです。
この型をコピーするので納得いくまで完成度にこだわりましょう。
これが、門外不出の銘型になるとは、露知らず・・・
後はクリアファイルにマークしてハサミでチョキチョキ・チョキチョキ・チョキチョキ・・・
とこうなります。
そして本体にカッターで切れ目を入れて、ずぼっと挿して位置を確認。
羽の切れ目は必要な幅だけきりましょう
羽の切込みは余裕をもって長めにする必要はありません。
むしろ無駄な切れ目はかっこ悪いでっせ。
発泡スチロールなのでぐっと押し込めば入りますので、羽の大きさか少し小さめに切込みを入れましょう。
後は、接着面が比較的大きく、衝撃がかかる場所なのでエボキシ2液混合の接着剤を厚めに塗りつけます。
はみ出たバリの部分も硬化して接着効果が高まるので、少し多めにつけましょう。
発泡内部へ接着剤を塗るのが難しいので、そうしたほうが接着力が高まります。
(逆に発泡剤内を手で開いて接着剤を塗ろうとすると裂けてしまいがちです)
どうですか、この完成度。羽をつけるとぐっと完成に近づきまっせ。
後はウキトップをつけてから、あれとあれで・・・
つづく
コメント