作る楽しみを味わう!
今年の夏は全く連れず、8月の出動は無し。
釣りはやっぱり連れてなんぼ。ちょろっとでも釣れればそれだけでリフレッシュになるんじゃけが・・・
7月に入ってからは酷暑が続き、朝まずめでも当たりのないことが頻発。
期待のシマアジの魚影にも恵まれず8月は自然に海へ向かうこともなしじゃ。
9月に入って、気温も下がり久しぶりの釣行でしたが、それでも厳しい状況はあまり変わらず。
フグの猛攻でやる気もない中、お隣の年配釣り師にはイサキにシマアジがぽろぽろ。
釣りはビギナーズラックはありますが、基本的には腕ですよ、絶対。
釣れる人は釣るし、つれない人は釣れない。
釣れる人はこまめに仕掛けを変えたり、餌を変えたり・・・
このお隣さんは自作で遠投カゴと3本針の仕掛けを作っていて、親切にもおすそ分けを。
これでがぜんやる気が出てきましたよ。
釣りは技術だ! 釣りは自作だ! ってことで遠投ウキ、遠投カゴに3本針仕掛けを自作することに。
これがやってみると結構楽しい。いやーあ、楽しい。
最初に作ったやつで釣行を楽しんで、すぐに改良版に着手したぐらいです。
ってことで、この楽しみをみなさんにもご披露します。
まずは材料探し
遠投カゴ釣りを始めると結構道具にお金がかかります。
ざっくり言えば、ウキとカゴにそれぞれ1000円ずつかかります。
これが高切れしたり、堤防周りのブイ・漁具に引っかかったりすると2000円近くの釣り具が一気にパーです・・・
夜釣りで釣果もないところにこんなことが起こると一気にやる気がなえてしまいます。
ということで、この2台高級(!?)釣り具を自作することに。
自作に当たっては情報収集と材料・工具の準備からですよ。
やってみると、作成は思ったほど時間がかからないのと、楽しいのとであっという間に終わってしまいますが、材料の収集がおもったより大変。
もちろん、釣り具を自作する人のための部品ですら今はネットで買えるものが多いんですが、専用の部品を買うと当然のことながら・・・
既製品の完成品を買うより割高になります。
そうなると、単なるセレブの自作釣り具となってしまうので、なるべく安くて、でも完成度の高いものを作るのが目標です。
参考にした遠投うきは既製品のこれ!
これで大体1000円です。つくりはシンプルです。
胴体に鉄の棒が刺さっていて、羽が3枚、LEDライト。 ただそれだけです。
それでは材料探し、始まり、始まり・・・
鉄の棒は思ったよりもないもんじゃ~ そんな時はやっぱり100円ショップ
とにもかくにも、何も考えずにホームセンターに向かったところ、鉄心となるような鉄の棒はそうそうないもんです。
ホームセンターは”建築資材”は沢山置いてありますが、完成品に近い形まで加工されたものがほとんどです。
ただの”鉄の棒”なんか思ったよりもないもんです。
あと、海釣りに使うからには、ただの鉄ではすぐにさびてぼろぼろ。
そうなると、錆に強い金属が必要。 ステンレスですね。
そして、重要な機能として必要な条件はこの先端の輪っか。
ステンレスの加工は大変です。
想像したより数倍はステンレスは堅いので、こんなきれいな輪の加工は素人には絶対に無理。
となると・・・ 探しているうちにあのダイソーに救世主がいました!!
バーベキュー用のステンレスの串です。長さは290mm。ちなみに、目標の既製品の遠投ウキは全長300mm。
LEDウキ部分もあるので、実際の鉄棒は200mmちょっとあれば大丈夫です。
それも3本入り。
必須の輪っかはこんな感じ。まあ使えないことはないでしょう。

このステンレス棒、実は半分に切れば2つウキが作れます。
鉄心ってウキの先端部分以外は本当は要らなので。
ちなみに、こんなこととは露知らず、遠い昔にこの串を川魚を焼くときに使いましたが・・・ 私には使いづらかったですよ。
グリルで焼くにも、ひっくり返す時に身がくるくる回るので、やっぱり串は平出ないとね。
とにもかくにも、まずは重要な材料を一つゲット!
- DAISOのステンレス棒 入手難易度:☆、17円/ウキ
実際に作った自作ウキを使ってみましたが、このステンレス棒は使えます。
満足度は95点ぐらいでしょうか。
とにかくステンレスでDAISOに売ってるので簡単に手に入ること。
加えて安い!!。ホームセンターではこの手のものはそもそもほとんどありません。
(別で紹介する遠投カゴ用の材料がありますが、高い!)
しいて言えば、もう少し細いと扱いやすいかも。
次なる材料は・・・ 本体のあの発泡素材ですね。
つづく
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