確か、この4/1から安いたばこの値上げがあるとかニュースがありましたね。
一方でiQOS(アイコス)っていう加熱式たばこなるものが出てきましたね。煙と言うか、水蒸気みたいな呼気を吐いている人がいますよね。

 私は学生時代からだったので、15年以上は吸っていましたね。一箱の値段は、確か最初は200円を切るぐらいの頃で180とかだった190円だった記憶がありますね。1日1箱ぐらいのペースだったので、1日200円で嗜好品としては割安なのと、かっこよさから周りも結構吸っていましたね。
 社会に出てもストレス解消のため、また先輩との社交の場と言うか井戸端会議のためにもたばこは続けてました。お客さんともしゃべれるのはたばこ部屋ぐらいかもしれませんね。なんか仲間意識が強くなるのが喫煙部屋です。体に悪い後ろめたさもあるのか、連帯感が強まるというかなんというか。


 ところが、30を過ぎて過労で体が悲鳴を上げていたときに、構わず煙草を吸い続けていたのが原因だと思いますが、肺炎にかかり病院で入院しろと言われてしまいました。その場は忙しく、現場を離れられなかったので点滴で乗り切りましたが、それから疲労がたまったり、免疫が下がると咳が出るようになり、数年前に禁煙を決断しました。


 この禁煙の仕方はネットにもいろいろ書かれていて、外来で薬の処方もされるようになりました。私は病院に行ってまでやめようとは思わなかったので、オーソドックスに自力で止める方法にしました。

①まずは禁煙の日を決めて煙草を買うのを辞めました。
 当然数箱はストックがあるので、それを全部吸ってからやめようとしました。最初に考えたのは”無理をしない”ことです。長年吸っていたので急にやめることなんて出来ないと思っていましたし、禁煙でストレスを感じるのはうまくいかないと思います。

②周りの数名にのみ禁煙を宣言
 大々的にみんなに言うと、退路を断つようでかっこいいんですが、やっぱり禁煙できないとかっこ悪いと思えばストレスになりますよね。ただし、喫煙仲間には言っておかないと付き合いが悪いということになりますしね。

③どうしても我慢できないときは喫煙仲間に何本かもらいました
 ストレスにならないようにというのが大切なので、どうしても吸いたい時は我慢しすぎないように友達にもらいました。当然もらえるのは会社だけなので、家では我慢。こうやって少しづつやめましたね。結局喫煙宣言した後の1週間に10本ももらわなかった記憶です。なんせ、周りの友達にも迷惑だし、かっこ悪いですしね。

④喫煙日からはずっと日記をつけました
 10年以上の喫煙から急にたばこを辞めると、体が急激な変化についていかずに、鬱に似た症状がでるとか、毒素の排出のために一時的に免疫が下がるとか、ネットで書いてありますね。本当かどうかは別として、体にはかなりの負担になるのは間違いないので、その変化を後から追えるように日記を書きました。
 眠気が強くなったとか、体がだるいとか、頭痛が起きる、食欲がないとか、禁煙にどれだけ関係あるかはわからないけど、気付いたことを毎日書きました。

⑤日記を続けて3か月
 日記を書くと、1週間、1か月、3か月と禁煙の期間を実感することができますよね。これも大切かなと思います。頑張っている自分をほめるためにも、また体の変化を感じるためにも、過去の日記を読んだりして、少しづ図体が変わっているのを自分が実感するようになります。3カ月過ぎても、飲み会や仕事で疲れた時は吸いたくなることがありましたが、そこまで強い願望でもなくなり、半年過ぎるとほぼ喫煙願望がなくなります。

⑥その後は・・・
 禁煙するとコンビニの”たばこ”表示が気にならなくなります。たばこがどこで買えるかは喫煙中、いつも気にしていましたが、全然興味がなくなるものです。また、他人の喫煙のにおいに敏感になります。どこかで煙草をすってるな?とか、近くに喫煙ルームがあるなとか。

 禁煙した人は他人の喫煙に厳しいとか言いますが、私は特に気にしませんでした。スモーカーの気持ちもよくわかりますし、吸いたい人は吸えばよいと。飲み会でも全然気になりませんが、そもそも咳が出やすいので、煙を嗅ぐと少し辛いです・・・

 煙草をやめたからの意見ですが、体に悪いから煙草を辞めることも大切かもしれませんが、やりたいことをやって死ぬならそのほうがいいのでは?と思うことも最近ありますね。明日何が起こるかわかりませんし、人生を楽しめるなら喫煙ぐらいいいのでは?と思ったりして。少なくとも、たばこがそこまで癌に悪影響を及ぼしているとはなぜか思えません。論文の数値は作られていると思うので・・・