悪いニュース 


 釣り場が閉鎖されていく・・・

つい昨年か?、館山の夕日桟橋が立ち入り禁止となった。

館山夕日桟橋先端を釣り人に開放してください!!
www.change.org


長浦も柵が出来て立ち入り禁止の場所が出来ているそうだ。

千葉と言わず、全国的な流れとなっている。


大抵の理由はゴミ捨てマナー違反だそうだが、その流れは止まらない。

逆に再開された、というニュースは全く聞かない。

これからの釣り場はどうなるんだろうか・・・


波浪続きで悶々とする中、考えた。


ランキングに参加中。面白かったらクリックをお願いします!
にほんブログ村 釣りブログ 関東釣行記へ
にほんブログ村

釣り場と立場 

 釣り場の閉鎖について、釣り場とその関係者を考えてみる。

釣り場とは大体こんなもんだろう。
  • 漁港
  • 堤防
  • サーフ
  • 地磯
  • 沖磯
  • 釣り施設
上に行くほど規制の対象になりやすいだろう。

違いは何か?



経済的価値責任の有無の違いを考える。

漁港は漁師の仕事場であり、経済性が最優先される。

堤防はフェリー乗り場などは別として、経済性は低い。

が、わざわざセメントを固めているのには理由がある。


大抵は防災や浸食の防止だろう。

逆に言えば、その目的以外の面倒なトラブルは排除される。

一方、サーフや地磯は経済性が低く、責任者もいない。

(海水浴場は別だろう)

もちろん、釣り施設は営利目的なので蚊帳の外だ。



税金を使ってセメントで固められた漁港・堤防は(農水省・国交省の)役所の管轄となる。

管轄があるということは責任が及ぶということだ。

責任が及ぶ範囲で釣り人の問題が起きれば役所は大手を振って禁止とする。

自分が責任者であったらどうするであろう。

まかり間違って、トラブルや事故で訴えられたら・・・ と考えるとどうするだろう?



一度禁止したら、それを解くことはほぼ不可能だろう。

役所は禁止とするからには、広く一般に認められる理由を必ず立てる。

”危ないから”と言えばそれまでだが、それに結果が伴うから禁止する。

トラブルがあった、けがをした、死者が出たなどだ。



漁師が”釣り人がごみを捨てる、釣り具でけがをした、漁の邪魔をする”と言えば簡単だ。

方や生業で生活が懸かっているが、もう一方はただのレジャーである。



漁港や堤防といった特定の目的を持った施設はどんどん”禁止”となるだろう。

人工的な設備が無いサーフも危ないかもしれない。

サーファーとのトラブルや、夏場の海水浴場営業を阻害するような何かが起きれば危ないだろう。

こちらには地方議会や商工会が釣り人の排除に掛かる。


一方で地磯が禁止となるのは最後だろう。

関係者がいないからだ。

落水等の事故が起きても、高々当事者の問題である。

それだけで”禁止”とするには加勢がいない。

また、禁止を破って釣りをしていても、警察はまともに取り締まりしないだろう。

そんな地磯に見回りするのが面倒だろうし、注意は出来ても逮捕は出来ない。


とにかく、”困る人”、”苦情を言う人”がいなければわざわざ警察は乗り出してこない

(お役所はとにかく申請主義だ)



沖磯はどうか。

ここは逆に渡船業者のテリトリーである。

落水事故等があっても渡船業は守られる。

生業は強い。


釣り堀や釣り施設も同様だ。

さすがに役所も生業の場を奪うことはしないだろう。



それぞれに立場に立って考えると話が早い。

役所面倒は嫌だ。

事故が起きた結果が増えれば、禁止するだけだ。

禁止を解く理由は全くない。


漁師も漁を阻害するものは役所に訴えるだろう。

逆に言えば、禁止出来る人は基本的には役所か議会(条例)となる。


漁協や警察は、禁止にする直接的な権限が無い。

漁協はあくまで漁港の利用者でしょゆ者ではない。

警察は法律の取り締まりを行っているが、立法者ではない。


ここに出てきていない登場人物がいる。

釣り具メーカーだ。

メーカーは場所がどこであれ釣り場が減ることは問題だ。

ただ、大規模メーカーが本気でこの問題に向き合っているとは思えない。

(釣り番組を見ても、「釣り場はきれいに」と言うだけだ)



数字に悪影響が表れていないからではないか。

例えば、ダイワの決算を見ると、ここ数年は増収増益だ。

(ちなみに、ダイワは釣り具が売り上げの8割以上で国内比率が約7割とのこと)

ちなみに、シマノ・ダイワ共に売り上げは高々数百億

この程度の事業規模であれば・・・ 政治は動かせないだろう。



これだけ釣り場が閉鎖となるニュースが出ても増収増益ならメーカーは本腰を入れない。

要するに地方の小さな漁港の釣りが禁止されても、経営に影響がないということだ。


こうなると、釣り場閉鎖を止めるのは釣り人自身にかかっている

何が問題なのか? 


 では、何が問題で釣り場に規制が入るのだろうか。

こちらを参考にした。


  • ソーラス条約
聞いたこともないが、アメリカ同時多発テロの受けた港湾施設の保安強化が必要だそうだ。

国際条約となると、釣り人や役人が勝てるわけもない。

長浦の件はこれらしい・・・


  • マナー違反
ゴミや違法駐車によって地域住民へ迷惑が掛かることが理由だ。

この程度で?と思うのは釣り人側の思考だ。

自分が住民であれば、堪忍袋の緒が切れたら警察を呼ぶか、地方議会を動かすだろう。


  • 漁業者とのトラブル
こちらも、自分が漁師であればわかるだろう。

漁の邪魔をされ、釣り具でけがをしたらすぐに禁止したくなるだろう。

  • 事故
落水などの死亡事故が起きれば風評被害にもつながりかねない。

海水浴場や遊覧船などの観光業が盛んであれば商工会は釣り人を排除に掛かるだろう。

外房で鯛の有名な漁港など、いつか全面釣り禁止になるんだろう・・・ か?
(悪いうわさしか聞かない地元アングラーが他に釣り場にあふれるのがよっぽど嫌だが)



マナーを守り、漁業者の迷惑とならないようにすればいいだけなのだが・・・

100人に一人が問題を起こせばそれで終わりだ。


バーベキュー禁止の漁港がある。

わざわざ禁止というようなことではないと思うが、バーベキューを漁港でする人がいるのだ。

そういう人たちを見かけたこともある。

では、その人たちに注意をするだろうか・・・・

警察に通報するだろうか・・・・

注意してわかる人ならバーベキューはしないだろう。

禁止と書いているのに、やる人(やから)たちだ。

警察に通報すれば、それがやがて閉鎖につながるかもしれない。


ほかにも、夜の密猟を何度か見つけたことがある。

やめろと言ってやめる人だろうか。

警察に通報すれば、閉鎖になるかもしれない。


ごみを捨て、魚のアラを堤防の上に捨てて帰る人がいる。

やめろと言って、やめるだろうか・・・

口論になるのが関の山だ。

お気に入りの釣り場でトラブルになれば、次の釣行に響く。

(駐車している自分の車が気になる・・・)

こうなると注意せず、通報せず、見て見ぬふりだ。





でっ、自分には何が出来るんだろうか・・・

釣れない夜にそんなことを考えながらゴミを拾う。



ランキングに参加中。面白かったらクリックをお願いします!
にほんブログ村 釣りブログ 関東釣行記へ
にほんブログ村