ほころび 

 クーラーボックスは高い。

釣り竿やリールならお金をかけるのはわかるが、クーラーボックスにいくらお金をかけても魚は釣れん。

ただ、釣った魚をおいしく食べるためには、クーラーボックスの果たす役割は釣り具で最も重要だ。

また、竿は折れても、クーラーはそうそう壊れない


 ファミリーフィッシングのために、最も安いキャスティングの12L(?)のクーラーボックスを使っていた。

残念なのか、うれしいのかはわからんが、ほころびが出来てしまった。

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大したことはない。

ただ、保冷剤と魚をたくさん入れて過重が増すと、この傷がどんどん大きくなり、割れてきた。

遅かれ早かれ、天井部分から取っ手が取れてしまう。


万が悪いことに、楽天が今年最後のセールをやっているとのこと。

ダイワのHPを見て研鑽を重ね、キャスティングで何度か実物を確認。

そしてその成果を出す日は近づいていた。



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投入口 

 研究を重ねると、幾つかの条件が上がってくる。

まずは大きさだ。

これまでのクーラーは容量が12Lほど。

これでは、50アップのヒラメなら折り曲げ・折り曲げしないと入らない。

また、釣行後の行きつけの魚屋で買った魚も入れるスペースが欲しい。

安い魚屋で1週間分の魚を買い込む。

氷もタダでもらえるので5~6パックと氷でクーラーに入りきらない。

トランクには発泡スチロールを常備しているが、どうせなら釣った魚もろともクーラーに入れて持ち帰りたい。

そうなると、20L程度の容量は欲しい。


 次に気になる所は魚の投入口。

ここ最近のターゲットはアジだ。

メジナやキス、ハゼなどいろいろ釣ったがアジはとにかくうまい。

加えて、フィッシュイーターのエサにもなる。

そうなると、クーラーの投入口が欲しかった。

大型のクーラーになると投入口は付いておらず、候補に挙がったのはプロバイザーHDとダイワ RX。


 保冷力は気にならない。

ある程度の上位モデルとなると、KEEP 50を超えている。

これは一定条件下で製氷板が何時間残るか、という指標で数字は時間だ。

KEEP50とは50時間以上残る。

50時間とは2日以上だ・・・・

クーラーは壊れることは考えにくい。

かなりの長期間使うことを考え、床一面が真空パネルのSUと呼ばれるグレードを選択だ。


Xmas 

 「プロバイザーHD SU 2100X」を楽天のお気に入りで観察していたが、どうしてもあの”アイスブルー”なる色味がかっこ悪い。

加えて、「ダイワ RX」の小物トレーが気になってきた。

クーラーボックスのふたの下に小物を収納できるケースが付いている。

何とも便利そうで魅力的だ・・・

小さなクーラーなら必要ないが、大きいならトレーにスペースも割くのもよい。

おまけに、プロバイザーの方が値段が2~3割高いと来たもんだ。


 そうこうしていると、サンタさんから一足早いプレゼントが届いた。

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サイズは最後まで迷ったが、大は小を兼ねるのか?

一抹の不安を感じながらも26Lをポチっとしていた。


段ボールが2つある理由は、送料無料のため。

小物をいくつか買わされてしもうた。


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まずはでかい。

店舗で確認したのは20L前後のモデル。

RXも19Lがあったが、26Lを選択した。

キャリアで転がすからいいやと割り切ったものの、やはりでかい

そして重い

なんせからっぽでも5.8kgもある。


まっ、まああいい。

気になっていた小物トレーはどうだ?

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なるほど、投入口とバッティングしないようなサイズになっている。

よく考えられているもんだ。

ここにヘッドライトや仕掛けなどの細かいものを入れられる。

釣りの小物はいつも車のトランクに入れてある。

細かな小物の補充や、充電した電子機器などはここに入れておけばそのまま釣り場に持っていける。


送料無料のために追加で買ったのはこれ。

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元々この竿受けは欲しかった。


小さなクーラーでは倒れてしまうが、このクーラーなら大丈夫だろう。

後は小物入れようのビニールのタックルケース。


適当にサイズを見て購入。

これが何気に役立つ

完全防水ではないだろうが、気密性があり、ジッパーの滑りもよい。

釣り用の商品なので少々の海水も大丈夫だろう。

追加でタックル用のボックスも買ってしまった。

やっぱり、ダイワのマークがかっこいい。

こっちは真ん中に間仕切りもついていて便利そうだ。


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後は、ビニール袋などをかけられるハンガーとホントに送料無料のために追加したラインカッター。

このハンガーは割高だが、まあよい。

釣り座はきれいにが当たり前だ。ちなみに2個入り。

以前、100円ぐらいの同型ラインカッターを大陸から購入。

しょっぱなで接合部分の金属が剥がれてお陀仏となった。

さすがにちゃんとしたもん買っておけば大丈夫じゃろう。

期待しておるぞ!



カスタマイズ 

 いろいろ試してみたくてウズウズするぞ。

まずはLOGOSの最強保冷剤。

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重ねて入れるパターンだが、これだと空いた隙間でガタガタうるさそうだ。

フムフム・・・


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ぴったり・・・

横幅も、高さもぴったりだ。

こんなこともあるもんだ・・・・

ちなみにこのビニールバッグは食料入れ。

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こんな感じ。

クーラーを家から持ち出す時に一緒に入れられて非常に便利じゃ。

内側はこうじゃが、外側にいろいろ取り付けんといかんぞ。


まずは以前買っておいたメジャーシール。

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投入口があるのでそのままペタッとは張れん。

投入口ぎりぎりに張ると、シールの端から剥がれてくるのでちょっと余白を取らんといかん。

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まあ、こんなもんじゃ。

投入口をまたいで、余白分を切りながら、長さのズレは許さん!!


次は以前のクーラーに付けておいたカケ太郎の移植。

クーラー受三郎との両刀となるが、カケ太郎はとにかく使い勝手がよい。

泳がせ用の4号竿はカケ太郎を使うこととするかのう。

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ねじ止めなんで、付け替えも簡単。


今回勝ったクーラー受三郎の取り付けは反対側へ。

一応、取っ手とバッティングしない様に取り付けてみた。

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エサ箱が付けられるクーラー受三郎にしたが、どこまで役に立つか。

こいつはカゴ釣り用の3号竿用じゃ。

クーラーはかなり重たいが、重心が出来るだけ下になるように取り付け位置も下にしてみた。


最期はシールでピタッとハンガーを取り付け。

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2個入りだが、とりあえず一つだけ。

もう一つは取っておこう。


使い勝手 

 実釣で使ってみた。

釣り場に持ち込むのはこのクーらボックスとタックルボックスの2つにすべてまとめる。

水くみバケツもタックルボックスの中へ。


キャリアーでひくと、これまでよりはさすがに重い

ただ、キャリアなのでそれほどではない。

むしろ、金属のキャリアとクーラーボックスの底がつるつる滑る。

ガタガタ道をしばらく引くと、クーラーが左右に滑るので運びずらい

キャリアの底に滑り止めを付けた方がいいな。


すべてがすこぶる調子がいい。

とにかくでかいので、座っても膝がほぼ直角だ。

座面(クーラーの上面)も横幅が50cm以上あるので、大きな椅子のようだ。

底面には滑り止めのグリップが付いていて座りもいい。


クーラー受三郎はクーラーより上に竿を固定できるので、あたりが出た時に竿までの動線が短い

当然、合わせが早く入れられる。

一方でカケ太郎はクーラーが重いので安定感が増した。

5mの磯竿でも少々の風ならびくともしない


収納もばっちりで、小物トレーから小物も取り出しやすい。

保冷力はばっちりで、LOGOSの保冷剤は釣行後も全体的に表面が白く、ほとんど溶けていない。


これはいいぞ。

いい買いもんが出来た。

後はこのクーラー満タンの魚を釣るだけじゃ!!

ヒラメにシマアジにマトウダイ。

アジで満タンはもはや不可能じゃのう・・・
 



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