特別ゲスト 

 前々回は久しぶりにシマアジが釣れた。

あの銀の魚体のイエローラインはいつ見てもきれいだ。

引き味も素晴らしい。

海底に潜るバリやメジナもそこそこ引くが、シマアジなどの回遊魚は別格だ。


意気揚々と前回も狙ってみたがそう簡単にはいかない。

回遊魚はさすがに潮が大切だ。

食い気があるかどうか、も大切だがそもそも接岸しないとつれない。

潮が緩いと木っ端にまみれて餌も残らない。


今回は潮がいい。

気温も裁定が16℃予想と暖かく微風。

まだまあ海水温は20度前後とベストシーズン真っただ中。


勇んで車に荷物を積み込んでハンドルを握った。


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濃霧 

 秋は深まり冬はすぐそこ。

夜の冷え込みがやってくると真冬に突入だろう。

寒くなると路面が気になる。

まだまだ先の話だが、傾斜が急な路面が光っていると路面の凍結が頭をよぎる。

千葉は平坦で高い山はないとはいえ、冬将軍が通り過ぎた後の日陰で路面の凍結は十分に起きる。

せっかくの釣りで交通事故なんてお笑いにもならない。


 軽く一雨振った後なので、路肩の土砂もきれいに流されている。

房総の中心部に入ると濃い霧が立ち込めてきた。

局所的かと期待したが、海岸沿いに出るまで1時間弱は濃霧の中。

いつものスピードでは視界が悪くアクセルを緩めながら現場に到着。


 湾内に釣り人はいるようだが第一ポイントは空いていた。

まだまだ暖かいはずだが最高レベルの防寒装備に着替えて出陣。

北風と釣り  窓に結露することも増えた。寒さはこれから本番だが、夜釣りでは既に防寒対策が必要になり始めた。釣りの防寒は単に服を着こめばいいわけではない。海沿いは陸地よりも気温の変化が大きく、朝まづめに掛けて靄が出る。どんより重い湿った空気が風に乗って海岸
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オーバーオール型のDW-1208はすこぶる快適だ。

チェストパンツが非常に着脱しやすく、上下分離のパンツ型とは大違いだ。

上下の上半身・下半身の切れ目がないためお腹周りが圧倒的に暖かい

ちょくちょくお小水に繰り出すが、以前なら上半身・下半身の継ぎ目から隙間風がスース―入ってきて寒かった。

幾ら着込んでもお腹周りがきつくないのも快適だ。

値段は高かったが、もうパンツ型には戻れない。


 さすがにダウンジャケットは必要ないのでバッグに入れてキャリアを引っ張る。

数百メートル歩いた頃にはすでに甚割汗ばむ・・・


いつものオキアミコマセで釣り開始。

1投目、2投目にもあたりはない。

エサが残り気味だが、幸先が悪い。

30分ほど経った頃だろうか、1匹目が来た。

DSC_1721

15cm程度で小さい。

今日はそういう日なんだろうか、大潮だが・・・

赤タンの反応は相変わらず好調だ。

もちろん、赤タンだけはNGだが。


その後も数投に一度のあたりしかないがエサはなくなり始めた。

DSC_1723

たまに大きなものも交じり始めたが全体的に15cm強と小ぶりが多い。

おまけに回遊の銀アジが多く厳しい状態が続く。

日中帯に雨が降っていた。

やはり雨は多いと釣果に影響が出るのかもしれない。

水温が下がる、雨潮となり塩分濃度が下がる、ひどければ濁り潮となって海底に魚は逃げる。

快晴で微風と釣りはしやすいが、南天に大きく月が光る

とにもかくにも、明るい月はダメだ。


 この状態が続き途中で1時間ほど仮眠に入る。

釣れない時は粘るよりも30分なりの休憩を入れるのが最近の流儀だ。


いつの間にか西の山際に明るい月が沈んでいったが状況は好転しない。

DSC_1722

刺身もおいしいムツが出た。

水っぽいので早めに食べないと熟成が進み、身がボロボロになる。

干物にすれば水気が抜けてうまみが凝縮するだろうが、いかんせん数匹ではやる気も起きん!


この状態が朝まづめまで続いてアジ釣りは終了。

朝まづめにかけては泳がせ用の小鯵の確保に走る。

小鯵が掛からず15cm以上の少し大きめのアジを3匹確保。


DSC_1724

古いスマホですらこの美しさ。

何色なのか得も言われぬ紅色の地平線に太陽が昇り始めた。

この辺りになるとアジのあたりはほとんどなくなる。


こませ 

 シマアジがつれてからは日の出直後からに期待が集まる。

シマアジは夜は釣れない。

日が出てからは赤タンを外し、3本針すべてにオキアミを付ける。

人流ししても餌が残り始めた・・・・  雰囲気はいいぞ。


 頭の中はシマアジでいっぱいだが、泳がせ用の仕掛けも一応出す。

ここ数回泳がせの竿を出すが、アジは元気なまま反応は無し。

DSC_1729

今回は秘密兵器となるかもしれない、こいつを持ってきた。


 こいつは・・・

アジのアラだ。

釣行後は自宅に着いてすぐに魚の下処理に入る。

いつも往路で魚屋によることにする。

そうすると釣った魚以外にもたくさんのアラが出る。


 これをビニールに二重にくるんで捨てるが、ごみの回収日までのにおいがすごい。

ベランダに放置するが、気温が下がったこの時期でもスゴイ異臭がする。

寒くなって窓を閉めるため夜は問題ないが、昼間は換気を兼ねて窓を開ける。

これが我慢できないぐらい臭い。


冷凍して回収日にゴミ袋にポン!を考えていたが・・・

これをそのまま捨てても焼却炉で燃やされるだけだ。

海にまいても魚のアラなら餌になる!!

もしや、泳がせのコマセになりはしないかと今回はクーラーで持参した。


釣り座を構えてすぐにクーラーから取り出す。

夜釣りのアジ釣りが終わったころには完全に解凍されている。

これをコマセの様に海にまくのだ。


頭や内臓満点なのでフィッシュいーったーはよだれもんじゃろう。

広い海に鼻掛けされたアジが泳ぐだけよりも、コマセを巻いたほうが魚は寄ってくるだろう。

もちろん、ウツボやエイ、サメが寄ってくる可能性も高いが、それは釣れてから考えよう。


 シマアジにあたりはない。

日の出からすぐはオキアミコマセを少し撒いたが、何も寄ってこない。

そのうち餌が残らない様に。


期待とは裏腹に、ウキにあたりは出ない。

日の出から30分、アミコマセに群がるのは木っ端だ。

恐らくメジナかフグといったところだろう。

何度打ち返してもあたりが無い。

オキアミを付けて投げて回収を繰り返し、繰り返し・・・


その時、カラカラと泳がせの竿が引っ張られた。

気付くと泳がせのウキが海面にない!!!

竿先はなおも引っ張られている。

ウキの場所を探すことしばし、朝日にきらめく海面にやっぱりウキが無い。


竿が引っ張られるので糸ふけはない。

念のためリールを二巻きし、大きく合わせを入れた。


ぐぐっっと、重い引きがある。

青物ほどの大きな動きはない。

横ではなく、海底へ引っ張りこむあたり、ぐん、ぐんと引いてくる。


糸の角度からすると遠くへは出ていない。

何が掛かっているかはわからないが口切れしない程度にゆっくりポンピングを開始。


引き方はウツボに似ているが、それほど力強く無い。

小さなウツボが掛かっているのか!?

やり取りすること、ものの1分。

早くもウキが海中から見え始めた。

相変わらず鈍い引きだが、それほど強くはない。


 海面に上がってきたのは黒っぽくて丸く平たい魚影。

この色はウツボでもエイではない。

細長く流線形のサメでもないとすると・・・

ヒラメだ!!!


針掛かりを気にしつつも、竿を立てたまま後ろを振り帰ってタモを掴む。

泳がせはいつも親針に加えてトリブルフックを孫針にしている。

海面に顔を上げさせて、久しぶりのタモ入れに。


早くタモに入れたい気持ちが優先して、どうしても尻尾から入れようとすること3度。

ヒラメだから成功した尻尾からのタモ入れ完了。

DSC_1412

50オーバーのヒラメになるとかなり厚みがある。

親針はかんぬき、孫針はエラに絡んでいた。

完璧だ。


 久しぶりだ。

昨年の冬はアジが絶不調。

まずめは特に釣れないので大物に巡り合えなかった。

今年は秋口からアジが返ってきた。

ベイトがたくさんいれば、スペシャルゲストの確立も自然と上がる。


 頭の中はシマアジだけだったが、驚きとともにこのサイズ。

自己新記録に並ぶサイズでいいお土産が出来た。

横幅は少し薄めだが、厚みは十分。

脳天締めしてエラを切断。



下処理が終わって泳がせの仕掛けを再投入。

カゴ釣りの仕掛けは相変わらずエサ取りばかり。

一度ウキが沈んだが、軽く海底へ引き込むこの辺りは・・・

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手のひらサイズの木っ端メジナ。


オキアミコマセによって来るのは木っ端ばかり。

日の出から1時間ちょっとであたりも無いので納竿。


 でっかいお土産が釣れると後片付けも楽しいもんだ。

これだからやめられんぞ!!!


駐車場で猫がたむろしている。

毛並みがよく、つやがあって小ぎれいだ。

沢山魚をもらっているんだろう、栄養状態は良さそうだ。


しょうがない、今日はサービスじゃ!

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背中が金アジの居着きのアジじゃぞ! うまいぞ!


おっ、おい!

仲よ~食わんか!

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ほら、もう1っ匹やるぞ!!!


今日はアジの食い気が薄く大変じゃった。

次はシマアジにヒラメに青物の1匹でも掛からんかのう。

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鮮度抜群じゃから、5日は寝かせて2度ぐらいに分けて食べるか。


もちろん、アジのアラはまた冷凍してコマセに使ってやるぞ。

次回の釣行も楽しみじゃ。

いい天気が続いとる今がチャンスじゃ。

さあ来週も大物狙いじゃ!!



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