連勝続く? 

 今年の夏の釣行は無かったが、9月に入ってアジが少し戻っていることを確認した。

釣り人との世間話では夕まづめに述べ竿の地元釣り師もいたそうだ。


地元のおじちゃんがいるかどうか。

これが情報として一番確かだ。

自転車で釣り座に来るおじちゃんアングラーがいれば釣果がいいと決まっている。


15号の台風から少し時間を空けた9月後半には釣果が30匹に届いた。

おそらく今回も同じぐらいは釣れるだろう。


アジしか釣れないのもつまらないが、ここ1年の外房は厳しかっただけに今はこれで良し。


10月最初の釣行に出かけた。


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うねり高し 


 秋の潮位は1年で一番高いそうだ。

正確には8・9月あたりが一番高い。


海水温の上昇による海水の膨張と夏の高気圧の減退が原因とのこと。

なるほど、納得。

これに台風が絡むと高い潮位と台風の低気圧による暴風で高潮が発生する。

天気予報では風速4m程度。


 予報で5mを超えると釣行には出かけない。

強風では釣りにならない、いい思いをした記憶がない。

釣り具が風で飛ばされる、仕掛けが絡む、竿立てが倒れるし、結局釣れない。


まあ、大丈夫だろうと思って釣り場に向かった。


車窓の景色からの風に問題ない。

前回までは半そでで出掛けたが、今回からはトレーナーで自宅を出た。

暗がりに移る田舎道の柿の木。

もうたわわに実がなっている。

まだ黄色が強いが、もう少しすれば葉っぱが全て落ちて橙の実だけになるんだろう。


 駐車場に着くと車が一台。

先行者ありか・・・

今回からはコマセをオキアミに完全に変更。

それに合わせてコマセバケツなどを断捨離して一回り身軽な釣りセットにした。

キャリアを引く手も軽く、釣り座の先端を見ると誰もいない。


先行者はいなかった。

潮位はかなり高く、後3時間ほどで満潮だ。

風は3mほどだろうか、問題ないが、うねりがそこそこある。

岸壁にぶつかる波がいつもより粗く、ヘッドライトが照らす波が少し不気味だ。


まあ、ここのうねりや潮位はよく知っている、危なくなれば撤収だ。


クーラーボックスの竿掛けデビュー戦。

竿立てとおもり用の水くみバケツのセットは要らない。

釣り座の準備もかなり早くなった。

コマセは粉もの中心からオキアミブロックへ変更。


水くみバケツに凍っているオキアミブロックを入れて端から崩しながら集魚剤を少量パラパラ。

準備完了、早い、簡単だ。


1投目の1流しにウキのあたりはなかったが2投目で早速来た。

しっかり海中に引き込まれるしもり。

幸先よくアジが掛かった。

DSC_1591

20cm近い型でそこそこ楽しめる金色の背中。

よしよし。

まだ凍っているオキアミをプラカゴに1/3程度詰めてカゴを投げる。


エサはまずはオキアミのみ。

続けて2~3投すればあたりが出る。

フグも相変わらず多いが、針を飲まれることもない。


粉もん中心のコマセではコマセの沈加速度の関係なのか!?、針をしょっちゅう飲まれた。

アジは釣れず、フグばかりかかって、針を飲まれるてはイライラしていた。

オキアミコマセだと沈加速度は早いだろう。

それが針掛かりの違いに出るのだろうか!?

DSC_1593

調子がいい。

サイズは上がらないが、20cm弱が中心だ。

前回が30匹近く釣れたので、今回は小物はリリースすることにした。

贅沢なもんだが、家族がアジに飽きられると困る。

なんせレパートリーは刺身になめろう、サンガ焼きだけだ。


そのうち少し変化を出すために、赤タンを使うことに。


3本針の内、1本を赤タンにする。

DSC_1587

夜間の写真撮影は難しいが、口の中は赤タンだ。

餌持ちがいいので5投はエサがなくなることはない。

この後もコンスタントに赤タンに掛かっている。

赤タンの効果は高い。


もちろんすべての針に付けてもいいが、大体は1本を赤タン、それ以外をオキアミにすることにしている。


釣り始めは月が出ていたが、日付をまたいだころだったか・・・

山陰に月は消えた。


その後満潮を迎えたがうねりは相変わらず高い。

波しぶきがちょっと下まで飛んでくることはあるが問題ない。


2度ほどアングラーが釣り座の確認に近づいてくるが、50mは後ろであきらめて帰ってくる。


ところが、潮の流れが速すぎるのか、時間がたつほどにあたりがめっきり遠のき始めた。

前回同様にムツとサバが釣れて・・・

極端にあたりが無い。

朝まづめに入ってもあたりが戻らず、風が強い。


潮時か。


どうも潮が強すぎるのだろう。

日の出の後に粘ればいつもと違う魚も出るかもしれないが、真夜中のうねりに集中しすぎで疲れた。


納竿だ。

持ち物が減った分、片付けが非常に簡単だ。

いつもは竿立てとコマセバケツの洗浄、そのために水くみを何度か繰り返す。

今日はオキアミコマセなので、海水を少し入れて手でこすればそれで終わりだ。

海水で手を温めるために一度水くみをして終わり。


DSC_1599

底が見えないクーラーボックスは気分がいい。

金色の背中が美しい。

駐車場では気分もいいので、野良猫に1匹アジを差し上げた。

写真を撮ろうとしたが、逃げ足の速いこと。


今日は小物はリリースしたが、そこそこは釣れた。

DSC_1601

バットの長辺は22cmだ。

左の真ん中のアジはちょうど22cmぐらいある。

アジが23にムツが1。

持ち帰る数は減ったが、サイズはそれなりにそろっている。

DSC_1605


これからはサイズアップとなればいいのだが。


帰宅後すぐに下処理に30分ほどかかっただろうか。


数がそこそこ出るのはわかったので、サイズアップと泳がせに期待だ。



・・・・

帰宅後、鞭を打って下処理を始める。

ワタを取っていると、”ニンマリ”してしまった。

ちょっとグロテスクなのでご注意を。
(見たくなければここで終了で)


オキアミから出た水気を吸収するための集魚剤をパラッとかける。

それに加えて押し麦を入れることにしている。
(ペットボトルに入れているので取り扱いも簡単だ)

腹パンに押し麦が入っている。

DSC_1606

夜釣りなのに、どのアジも押し麦でいっぱいだ。

日中帯の押し麦は太陽光に照らされるとラメの様にキラキラ光り集魚効果が高い。

夜釣りでは? と思っていたがしっかり効果が出ている。

むしろ、入れすぎるとお腹いっぱいになってしまうのが心配になるほどだ。

ご参考に。


むむ!?

むしろ、これだけ食いがいいのなら海水にしばらくつけて針に付けてみようか・・・




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