年初来 風強し


 昨年12月は年末釣行も機会がなく、年が明けてもなかなか釣り場に向かわなかった。

年末にかけて、相当に釣果が乏しかったのでおっくうだった。

それに加えて、気温が下がり、風が強い日が多い。

朝まづめ狙いのため、寒いのは我慢するが、風が強いのはつらい。

風が強いと糸ふけが出て仕掛けが絡む。

海水に濡れると寒さが増す。

南風が吹くと暖かくなるが、北からの寒気にぶつかるとすぐに雨になる。

そんなこんなで、前回の釣行から天気予報を見つめ続けること2か月ほど経った。


ネットを見ると、年が明けて少し釣果がある記事も見られる。

釣りはやっぱり釣れてなんぼ。

たまに行く釣りなら、ぼーっと気分転換でもいいが、趣味の釣りこそたくさん釣りたい。

今回は南からの微風の朝まづめでいつもの場所だ。



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第一投は?


 2か月前の前回の釣行から釣り具は何もいじっていない。

釣り具のメンテもしてなければ、釣り具の補充もわからない。

コマセと釣り餌だけをもって運転開始。かなり不安だ・・・

釣り場について、準備開始。


そういえば、ここのところの貧果でコマセが余る。

すべて使いきるぐらいの釣果が欲しいもんだ。

第一投の前にコマセを柄杓でこれでもかと巻いてスタート。

最初の一投に反応はない。エサはオキアミ。


3本針だが、一番下のオキアミはない。その上のエサは残ってきた。

フグはいないのだろうか? 第二投の反応もなく、その後の3投目であたりが来た。

DSC_1410

型は小さいが3投目出来たのはうれしい。それも夜中に反応がある。

アジは夜と決まっているが、昨年末は全然釣れなかった。

その後も反応は薄いものの、10分に一度ぐらいはウキが下がる。


それにしてもオキアミが残ることが多い。

コマセが早く切れた後は餌が見つからないんだろう。

フグは全くいない。エサも針もなくならない釣りは快適だ。


ちょこちょこ連れて、日の出まであと1時間。

DSC_1412

飽きない程度に釣れる。

ただ、手がしばれる。途中、フィッシュグローブを取りに帰る。

3本の指先のカバーが取れるやつだ。

これをすると寒さを全然感じない。

潮はいつもの通り、湾内から沖に流れていく。


朝まづめに向けて、釣り人が2人入ってきた。

それなりに釣れているんだろう。釣れない時は誰も来ないもんだ。


さあ、朝まづめと期待するも・・・

そういえば、久しぶりすぎて赤タンを使うことなくここまで来たので、赤タンを試してみる。

赤タンにオキアミのミックスでも反応はない。

完全に日が出ても反応は全くない。

去年と同じだ。朝まづめの反応が全くない。

ここはそういうところなんだろう。

ネットを見ると朝まづめや日中の釣果も数十匹あるとのこと。うらやましい。

DSC_1413

濁りは悪くない。そこまで澄み切っているわけではないんだが。


気分を入れ替えて、ハリス2ヒロの1本針で遠投してみる。

加えて、アジの泳がせを一本。

朝までに4匹ほど小アジがキープできた。


・・・

遠投仕掛けのオキアミは必ずなくなるが、針掛かりしない。

沖へ流れる潮に乗って、仕掛けはいいところに行くんだが。


加えてアジも元気いっぱい。

湾内には今年まだ上がっていないヒラメがうじゃうじゃいるんだろうに・・・

棚合わせがまずいのか。


一度本あたりがでた。

逃げるアジでウキがぽくぽく下がった後に、ズンとウキが沈んだ。

数秒待って合わせを入れたが、針掛かりしなかった。

海底にぐんぐん引くあたりはおそらくウツボだろう。


そんなこんなで、あたりもなく撤収。

コマセを巻いてもメジナすら浮いてこない。


必ず魚はいるんだろうが、釣れない。


この漁港、釣り船を出す漁師が最近少ない。

日の出前に沖合に出る船はいくつかあるが、沿岸でカンパチを狙う船はいない。


DSC_1414

今日は持ち帰ったものが10匹。

泳がせで3匹は使っただろうか。

まあ、一応ツ抜けだが、アジにしては少ないし、本命のフィッシュイーターも上がらない。

2月から3月は間の釣り期間。

活性がどんどん下がって魚影が遠のく季節。


ここ最近は雪も降る。

運転自体が危ないのは勘弁だが、次はいつ釣りに生けるか。

そういえば、週末から気温が上がるらしい。

風さえおさまればいいんだが。


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