一番効果なのは電気ウキトップ
さあさあ、本体の発泡素材が見つかったので、まっすぐ飛ばすためにかっこいい羽根をつけないといけませんね。
前回の記事はこちらへ。
これを見つけるのが一番大変 前回は心棒となるステンレス棒をDAISOでゲット。カゴ釣りの遠投ウキ(LED電気付き)を簡単に楽しく自作! まずは・・・ : 外房でシマアジ・ヒラメ釣りのじぇみないブログ作る楽しみを味わう! 今年の夏は全く連れず、8月の出動は無し。釣り
参考にする既製品を見ると・・・
ただのブラスチックの板ですね。
切り取って本体に切り目を入れて、ボンドで止めているだけです。
画像でもはみ出したボンドのバリがよく見えます。
ということでこれは簡単、どこでも手に入るクリアファイルでOK。
単純にこれを切り取って羽の形にすればOK。あまり柔らかすぎるものでなければ何でもよいです。
ただし、思ったより”オレンジ”のファイルはありません・・・
ファイルとしてオレンジは派手すぎますからね・・・
ただ、いろんな既製品ウキを見ればわかりますが、海面上の色はたいてい”オレンジ”になってます。
これは使ってみればわかります。日中帯の視認性ではオレンジが一番です。
オレンジでペイントするっていう手もありますが、そうするとウキ全部が同じ色になってちょっとつまんないですね。
たいてい一つのウキに3枚の羽根がついていますが、幾らでも切り取れそうですね。
- クリアファイル 入手難易度:☆、約10円/ウキ
最も高価なのはウキトップ
昼間ならこれで形は出来上がるんですが、夜釣りメインとなると電気ウキにしないといけません。
これが一番高い!!
電気ウキトップと言う部品になりますが、どんな商品も400円弱かかります。
これまでの部品が何十円だったのに、これでいっきに部品代合計が跳ね上がります・・・
LED電球から手作りもありですが、まずは遠投ウキを作りきるのが今回の目標なので既製品に手を出すことにしました。
ってことでいろいろ探して入手した電気ウキトップはこちら。
435っていうのはBR435という電池用という意味。(電気ウキを使ったことがある人はわかるはずじゃ)
他にも緑も購入。
他にも、こんなのや、
大体どこで何を買っても300円から400円。
電池を入れて光量を確認しますが、どこの商品でも赤/緑なんでも非常に明るいですね。
防水用のOリングもついています。
- 電気ウキトップ 入手難易度:☆☆、350円/ウキ
最後は小物に塗料
さあ、最後のラッシュでっせ。
今一度、見本のウキを見ると発泡剤と鉄心の間にこんなキャップのような部品が。
おそらく、遠投後の着水時にショック吸収かと・・・
本当に必要かはわかりませんが、これに使えそうな部品は・・・ !?
子供部屋の文房具をあさっていて発見。
急遽、セリアで購入したロケット鉛筆です。ちなみに、1本は既に使用しているので、3本入りです。
11芯あるので、全部で33芯ありますよ。
この芯を取り外した部品をステンレス棒に刺せば代用できます。
- ロケット鉛筆 入手難易度:☆、10円/ウキ
それ以外はボンドが2種類。
左側のエボキシ2液混合タイプは液剤自体が”硬化”する特徴があります。
すこし厚めに塗っておくとはみ出た”バリ”部分もカッチカチになるので、接着力が非常に強力。
かつ、分厚く塗っておけば防水効果も高まるので重宝します。ちなみにDAISOにしか売ってません。
LEDトップや羽と本体を接着する場合などは分厚めに塗っておけば隙間があっても発泡剤に海水が入ることはありません。
思ったよりも”硬化”が早く、2液を混ぜて2~3分もすればカッチカチになるので手際よさが必要ですよ。
右側の瞬間接着剤は何でも使える万能タイプです。
接着面が狭い場合などは接着力に若干不安になる一方で、乾燥が早いので手早い作業に便利。
発泡素材やロケット鉛筆とステンレス棒の接着などは接着面が広い(接着面すべて接するので)ので、瞬間接着剤を使います。
(2液混合でもよいですが、”バリ(はみ出した接着剤)”がたくさん出るので、ふき取らないとそのまま硬化して面倒)
- 接着剤 入手難易度:☆、10円/ウキ ※:何度も使えるので
成形のための材料はこれだけですが、スタイロフォームの水色ではやっぱりかっこ悪い・・・
最後はペイントまでしましょう。
カラーペイントは何気に高いです。
店頭で確認すればわかりますが、発泡スチロールは使えないカラーペイントが多いです。
使うと石油素材の発泡スチロールが溶けてしまいます。
刷毛で塗るタイプのほうが少し安価かもしれませんが、面倒なのも嫌なので・・・
近くのホームセンターで入手。大体300mlで1000円弱が多かった中、420mlで835円。
ふーー。この値段にはさすがに手が震えました・・・
(ほかの材料に比べて極端に高い!これだけの容量があればかるく30本ぐらいは2度塗りできますよ)
- カラーペイント 入手難易度:☆☆、40円?/ウキ ※割安なのを探すのは結構大変
最後に忘れてました。釣り具づくりには何気に必須アイテム。
微妙な凹凸には必ずこの熱収縮チューブで被覆をお勧めします。
夜釣りで仕掛けが絡んだりすると本当に面倒。
せっかく遠投してコマセを聞かせてるのに、カゴやウキに仕掛けがかかっていたら、絶対に釣れませんから。
入れ食いなのに、あたりがないな?ってときは仕掛けが絡んでることが結構ありますから。
ホームセンターで1袋300円弱ですが、一か所での使用料は少しなのでかなり使えます。
後日、ネットで追加購入。
大体収縮後に半版程度に縮みますが、直径は被覆するものに合わせて購入するのをお勧めします。
写真右の収縮前2.7mmのものはほとんど使っていません・・・
私が買ったのは熱湯(90℃ぐらいで収縮する)をかけるタイプで使いやすいです。
他はドライヤー(120℃ぐらいで完全収縮)で収縮させるタイプもありますが、高温にするのが大変そうですね。
- 熱収縮チューブ 入手難易度:☆、10円/ウキ
材料を整理すると・・・
- ステンレス棒 入手難易度:☆、17円/ウキ @DAISO
- スタイロフォーム(900mm×900mm) 入手難易度:☆☆、約10円/ウキ @ホームセンター
- クリアファイル 入手難易度:☆、約10円/ウキ @100均どこでも
- 電気ウキトップ 入手難易度:☆☆、350円/ウキ @ネット・店舗
- ロケット鉛筆 入手難易度:☆、10円/ウキ @100均どこでも
- 接着剤 入手難易度:☆、10円/ウキ @2液タイプはDISO、瞬間タイプは100均どこでも
- カラーペイント 入手難易度:☆☆、40円?/ウキ @ホームセンターかネット
- 熱収縮チューブ 入手難易度:☆、10円/ウキ @ホームセンターかネット
やっぱり「4」が突出して高い!
電気ウキでなければ4を除く1~7を合計しても約100円。
電気ウキであれば500円はかからずに作成可能です。
その他工具類は!?
加工のためには工具も必要です。
ここはさっと流しますが、集めたのはこんなものです。
③④⑤⑧は100円ショップで買った道具です。
特に定説なのがこの2つ。
ステンレス棒を切断するためのニッパーとして③を100円ショップで買いましたが、全くダメです。
今回のステンレス棒は2mm程度ですが、ステンレスをなめてました。③では全く歯が立ちません。
代わりにホームセンターで買ったのが⑥でセール品。これでも900円ぐらい。
(ちなみにこれでも鉄心の太さはキャパオーバー)
それから、発泡素材を削るためのやすりとして⑧を買いましたが、目が細かすぎて全然ダメです。
これもホームセンターで粗目のものを購入。これも一番安い900円ぐらいの商品。
ずっと使えるのでこの出費は我慢ですかね。
後は発泡素材のカットのためのカッターと、発泡素材に紙やすりにかけるときに便利な電動ドリル。
(ドリルは以前から買っていたもので値段は覚えていません)
それと忘れてました、紙やすり。もちろん100円ショップです。
ちなみに、開封前のやすり⑦も映ってましたね。
いろいろ準備したものの、今回の作業で使ったのは⑥⑦⑨⑩と紙やすりです。
ここまでいろいろ揃えるのがホントに大変。ホームセンターをはしごして100円ショップもDIASOからセリアから・・・
ガソリン代をいくら使ったか・・・(ガソリン代2000円?!)
作成過程は思ったよりはスムーズに進んで楽しいですね。
作って・使うとすぐに改善したくなるんです。
次回は作成過程の紹介です。
つづく
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